陸上自衛隊と米海兵隊による離島奪還訓練「アイアン・フィスト23」の一環で9日朝から、金武町のブルー・ビーチ訓練場では、海上自衛隊や米軍のホーバークラフト型揚陸艇(LCAC)を使った訓練などが行われた。LCACはごう音をたてながら砂浜に複数回上陸し、米軍車両を陸揚げするなど日米の連携を確認した。
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砂浜の近くには、自衛隊のCH47輸送ヘリのほか、米海兵隊の垂直離着陸輸送機オスプレイが複数回飛来した。
また、黒いボート10隻以上に兵士らが乗って砂浜から離れていく様子も見られた。
陸自車両がブルー・ビーチ訓練場から出てくる場面もあった。アイアン・フィストはこれまで米国内で実施されており、国内は初開催となる。
(知念征尚、武井悠)
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