【名護】名護署(大城盛和署長)は2月21日、名護市許田で足を滑らせて急な傾斜から約40メートルにわたって滑落した80代女性を発見・救助したとして、いずれも名護市許田の喜納安秀さん(72)と、外国人技能実習生でインドネシア国籍のノバル・クルニアさん(30)に感謝状を贈呈した。
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名護署によると昨年11月6日夕方ごろ、80代女性が行方不明になった。
周辺住民や同署が捜索したが、農道で女性のサンダルが見つかっただけで、同日発見に至らなかった。
翌午前7時ごろ、再び捜索した2人はサンダルが見つかった付近の傾斜を下ると、あおむけで動けなくなっている女性を発見。ノバル・クルニアさんが声かけし、喜納さんは携帯電話の電波の届く場所まで移動し、通報した。
(友寄開)
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