17、18日に「沖縄そばの日」フェス 那覇中央郵便局で 宮古や八重山、久米島、本島各地の麺を1杯100円で味巡り


17、18日に「沖縄そばの日」フェス 那覇中央郵便局で 宮古や八重山、久米島、本島各地の麺を1杯100円で味巡り 沖縄生麺協同組合が主催する「沖縄そばの日フェスタ」の「100円そば沖縄味めぐり」コーナー
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 あなたは、どの沖縄そばが好き? 10月17日の「沖縄そばの日」に合わせ、沖縄生麺協同組合は17、18の両日に那覇市壺川の那覇中央郵便局で「沖縄そばの日フェスタ」を開催する。両日とも午前11時~午後3時。宮古や八重山、久米島、本島各地の製麺業18社のそばを食べ比べることができるコーナーがある。1杯100円で細麺や平たい麺、太麺、こしの強い麺など、多様な食感や味の麺を楽しめる。

 今年の目玉は「100円そば沖縄味めぐり」。同郵便局2階に特設スペースを設ける。最低200杯を用意し、来場者が多い場合は、最大400杯を販売できるように準備するという。

 生麺協同組合は「こんなにたくさんの沖縄そばが一度に集まる機会はめったにない。18社制覇される方、お待ちしています」と来場を呼びかけている。

 今回、なぜ郵便局が会場になったのか。きっかけは、生麺協同組合に加盟している三倉食品(本社・西原町)が新商品「BOOK型ソーキそば」の販売で日本郵便沖縄支社と連携したことだった。この商品は、本の形をした箱にソーキそばの麺やだしなどの具材を詰め合わせており、今回のフェアでも販売している。その連携を踏まえ、今年の「沖縄そばの日」イベント場所として、組合が日本郵便沖縄支社に協力依頼した。


 郵便局を会場にしたからこそ、実現した企画もある。そのコーナーは中央郵便局1階。好きな麺を選び、だしや豚肉、かまぼこなどを合わせたお好みの沖縄そばセットを作って、県内外の家族や親戚、友人らにゆうパックで発送できるのだ。

沖縄生麺協同組合の伊波興健理事長(左)、同組合に所属する三倉食品の佐久間健治社長(中央)ら=那覇市壺川の那覇中央郵便局

 特徴が違う17社の袋入りの麺やそばの具材を購入できる無人販売ブースも設ける。沖縄そばの日に関連したパネル展示も行われる。

 沖縄生麺協同組合理事長の伊波興健さんは「『100円そば味めぐり』では、2、3種類を食べてもらえるように量も調整している。いろんな麺を召し上がっていただけたらと思う」と話した。
(古堅一樹)

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