「県産品みんなで創る島の価値」をテーマに第47回沖縄の産業まつり(同実行委主催)が27日、那覇市の奥武山公園と県立武道館で始まった。昨年までは新型コロナウイルス感染予防策を講じての開催だったが、4年ぶりに制限なしの開催となる。玉城デニー知事、沖縄総合事務局の田中愛智朗局長らがテープカットし、開会を宣言した。今年の産業まつりには393の企業・団体が出展している。29日まで沖縄のものづくりを発信する。
実行委員会の古波津昇会長は「産業まつりは沖縄の秋の風物詩として定着しており、担う役割も多くなってきている。進化する県産品の最新情報にふれる機会になれば」とあいさつした。玉城知事は「産業まつりを通して県産品の魅力を知り、愛用することで県経済の発展につながる」と述べた。
初日は晴天に恵まれ、商工会特産品フェア「ありんくりん市」やオリオンビアガーデンなど多くの来場者が楽しむ姿が見られた。
沖縄の産業まつりの話題
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