パレット7階の書店「リブロ・リウボウブックセンター店」が5月末で閉店 那覇


パレット7階の書店「リブロ・リウボウブックセンター店」が5月末で閉店 那覇 5月末で閉店する「リブロ リウボウブックセンター店」。中心市街地の書店として地元客や観光客から親しまれている=那覇市久茂地のパレットくもじ
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 那覇市久茂地のデパートリウボウ7階にある書店「リブロ リウボウブックセンター店」が5月末をもって閉店することが4月1日、分かった。同店によると、出版業界を取り巻く環境の変化や新型コロナウイルスなどによる客足の減少などを受けた経営判断だという。

 リブロは関東を中心に全国展開する書店チェーン。TSUTAYAや駿河屋などを手掛けるNICリテールズが運営している。リブロリウボウブックセンター店は、1991年4月のパレットくもじ開業当時から入居していた「文教図書」から営業譲渡の形で、2003年にオープンした。開業以来、那覇市中心市街地の書店として、地元客や観光客から親しまれてきた。


 リブロの大森伸吾店長は本紙取材に「コロナも落ち着き、客足も戻ってきたが、それでもコロナ前の8~9割程度。昨今の紙離れもあり、売り上げも10年前と比べて落ちている」と語った。(吉田健一)