【名護】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設を巡り、米軍キャンプ・シュワブのゲート前で24日、新基地建設に反対する市民らが「新基地建設をやめろ」「トラックは今すぐ引き返せ」と抗議の声を上げた。
同日正午ごろから始まった2回目の抗議には、市民ら約40人が参加した。12台の工事車両が石材や資材などを基地内に運搬した。市民らは、台風3号の接近に伴う強風や高波で工事が進まず、通常より工事車両が少なかったとみている。
人権や戦争について学ぶツアーで沖縄を訪れた韓国人の高校生らも抗議に参加した。イム・ルインさん(17)は「沖縄の美しい自然を壊す基地を造ってはいけない」と訴えた。
(玉寄光太)