【動画あり】米軍無人機の1機目が嘉手納基地に飛来 自衛隊鹿屋基地から移駐 16日に運用部隊が発足、空中偵察活動へ


【動画あり】米軍無人機の1機目が嘉手納基地に飛来 自衛隊鹿屋基地から移駐 16日に運用部隊が発足、空中偵察活動へ 嘉手納基地へ飛来した米軍の無人偵察機MQ9(手前)=13日午後9時26分
この記事を書いた人 琉球新報社

 米軍嘉手納基地への米軍無人偵察機MQ9の配備計画を巡り、配備予定の8機のうち最初の機体が13日午後9時10分ごろ、嘉手納基地に着陸した。機体は暫定配備されていた鹿児島県の海上自衛隊鹿屋基地を午後4時40分ごろに離陸していた。

 嘉手納基地は琉球新報の取材に対し、週明けの16日に同基地内に運用部隊の第319遠征偵察飛行隊を立ち上げると明らかにした。今後数週間で残りの機体も到着し、空中偵察活動を開始するとした。

嘉手納基地の滑走路に着陸した米軍無人偵察機MQ9(撮影:又吉康秀)

 MQ9は嘉手納基地には合計8機が配備される計画。今月6日には防衛省担当者が基地周辺の沖縄市、嘉手納町、北谷町に計画を説明した。11月から運用が始まる見込み。

 嘉手納基地は配備計画について「自由で開かれたインド太平洋を確保するため、日本防衛省との緊密な連携の下、空中偵察作戦を実施する」としている。

嘉手納基地に着陸するMQ9赤と緑に光っているのがMQ9(撮影:福田修平)
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