米軍嘉手納基地への米軍無人偵察機MQ9の配備計画を巡り、配備予定の8機のうち最初の機体が13日午後9時10分ごろ、嘉手納基地に着陸した。機体は暫定配備されていた鹿児島県の海上自衛隊鹿屋基地を午後4時40分ごろに離陸していた。
嘉手納基地は琉球新報の取材に対し、週明けの16日に同基地内に運用部隊の第319遠征偵察飛行隊を立ち上げると明らかにした。今後数週間で残りの機体も到着し、空中偵察活動を開始するとした。
MQ9は嘉手納基地には合計8機が配備される計画。今月6日には防衛省担当者が基地周辺の沖縄市、嘉手納町、北谷町に計画を説明した。11月から運用が始まる見込み。
嘉手納基地は配備計画について「自由で開かれたインド太平洋を確保するため、日本防衛省との緊密な連携の下、空中偵察作戦を実施する」としている。
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