後輩隊員に大声で叱責、足を蹴るなど暴行 自衛隊技官を停職処分 航自知念分屯基地 沖縄


後輩隊員に大声で叱責、足を蹴るなど暴行 自衛隊技官を停職処分 航自知念分屯基地 沖縄 航空自衛隊知念分屯基地(資料写真)
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 航空自衛隊知念分屯基地は15日、後輩隊員2人に暴言や暴行をしたとして、南西高射群第18高射隊の40代男性技官を16日から3日間の停職処分にすると発表した。

 知念分屯基地によると、技官は2016年12月ごろから19年12月ごろに同基地内で当時20代の男性隊員に対し、大声で叱責(しっせき)したり無視したり足を蹴ったりして威圧的な言動で指導するパワーハラスメントをした。また、18年ごろに同基地内で別の当時20代男性隊員に対し足を蹴るなどの暴行を加えた。

 技官は事実を認め、パワハラについては「ミスが改善されないことから感情的になった」、暴行については「じゃれあいのつもりだった」と話しているという。