【動画】世界記録保持者の鮮やかな動きに歓声　米国発祥の「スタッキング」　豊見城で大会　沖縄

　カップを決められた形に積み上げて、元に戻すまでの速さを競う米国発祥の競技「スポーツスタッキング」の大会が21日、豊見城市の豊見城市民体育館で開かれた。

　3月の世界大会で優勝した那覇市立首里中学校3年の久場雄真人（ゆまと）さん（15）やスポーツスタッキングを始めたばかりの人まで約20人が参加した。世界記録保持者のチャン・ケン・イアンさん（マレーシア）の鮮やかな動きに、会場から歓声が上がった。

　家族4人で参加した宜野湾市の平良勝彦さん（41）は「数カ月前にテレビで見て練習を始めた。家族で楽しく取り組める競技なので、この先も続けていきたい」と語った。

　沖縄での大会は2回目。主催した一般社団法人WSSA―JAPANの澤田康徳理事長（43）は「これまでは個人競技として注目されてきたが、4人の合計タイムを競うリレーなど、チームスポーツにも力を入れていきたい」と話した。久場さんが好成績を上げるなか、沖縄でも地域のスポーツクラブなどで競技の裾野を広げていきたいという。