「振り込みなければ裁判に」クレカ滞納をうたう詐欺 60代男性から29万円をだまし取る 沖縄署 


「振り込みなければ裁判に」クレカ滞納をうたう詐欺 60代男性から29万円をだまし取る 沖縄署  沖縄警察署(資料写真)
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 沖縄署は8月30日、クレジットカードの使用料滞納をうたい、北谷町の自営業の60代男性から現金約29万円をだまし取る特殊詐欺が発生したと発表した。

 署によると、被害男性に「あなたが使用するクレジットカードの滞納料金を私どもの会社が支払っている」と、クレジットカード会社の職員を名乗る者から電話があったという。「振り込みがなければ裁判になる可能性もある」と説明を受けた被害男性は、現金を指定された口座に振り込んだという。

 署は「現金を振り込む前に正当な手続きなのか、カード会社に連絡するなど確認を」と呼び掛けている。