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海保ヘリ樹木接触、国交省が「航空事故」と認定 波照間空港 沖縄


海保ヘリ樹木接触、国交省が「航空事故」と認定 波照間空港 沖縄 急患輸送のための飛行中に波照間空港付近で接触事故を起こした第11管区海上保安本部所属のヘリコプター(第11管区海上保安本部提供)
この記事を書いた人 Avatar photo 共同通信社

 海上保安庁のヘリコプターが2日、沖縄県の波照間空港に着陸しようとした際、樹木と接触してメインローター(主回転翼)の先端などを損傷し、国土交通省は4日、大規模修理が必要だとして航空事故に認定した。乗員ら7人にけがはなかった。運輸安全委員会は航空事故調査官3人を指名し、事故の原因を調べる。

 国交省によると、ヘリは2日午前1時ごろ新石垣空港を離陸し、約25分後、波照間空港付近の高度約20メートルで雑木林の樹木に接触した。