沖縄本島北部で記録的な大雨が降ったことにより、各地の道路で路面の陥没やのり面の崩落、土砂の流入などが発生し、通行規制が生じている。県防災危機管理課の11日午前8時時点の発表では、道路損壊は23件発生している。
名護市源河から東村有銘までの県道14号では、道路の陥没や土砂崩れにより全面通行止めとなっていて、復旧時期は未定という。11日夕に県庁で開かれた災害対策本部会議では、現場を確認した県土木建築部から、陥没の原因の想定として「埋設された排水溝が豪雨によって不具合を生じ、水が噴出して舗装が被災した」と考えられることが報告された。詳細な調査が必要で復旧に時間を要することから、土砂崩れが発生した場所を優先して対応する方針。
国道331号の東村平良でも路面の陥没が発生し、9日から通行止めとなっていたが、11日に片側通行が可能となった。