日米安保条約「維持すべき」最多53% 与党系に「必要」意見も <沖縄県議選立候補予定者アンケート2の2/5>


日米安保条約「維持すべき」最多53% 与党系に「必要」意見も <沖縄県議選立候補予定者アンケート2の2/5> 日米の国旗
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 日米安全保障条約については「維持すべき」が37人(53・6%)と最も多かった。「平和友好条約に改めるべき」は27人(39・1%)、「撤廃すべき」「分からない」がそれぞれ1人。

 「維持すべき」と回答したのは野党自民に加えて、中立の公明、維新が主だった。国際情勢に触れ「一国だけで国の安全を守ることは困難。国土、国民を守る上で必要」などとの回答だった。与党系にも必要性を訴える意見があった。

 「平和友好条約」を求めたのは与党系が中心。安保条約の下で「沖縄に過重な基地負担が押し付けられている」との指摘や「日米安保の恩恵を日本全体で受けるなら、米軍基地も全体で引き受けるべきだ」との声もあった。