「昨日、官邸でお会いしたばかり」 松川市長急逝で官房長官が哀悼 辺野古移設「着実に進める」


「昨日、官邸でお会いしたばかり」 松川市長急逝で官房長官が哀悼 辺野古移設「着実に進める」 林芳正官房長官(資料)
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 【東京】沖縄県宜野湾市の松川正則市長(70)が公務出張先の東京都内で急逝したことを受け、林芳正官房長官は26日午後の記者会見で、哀悼の意を表した。米軍普天間飛行場が所在する宜野湾市の代表として基地の負担軽減などに尽力してきたと敬意を示し、その上で「辺野古移設が唯一の解決策であるという方針に基づき、着実に工事を進めていくことが普天間飛行場の一日も早い全面返還を実現し、危険性を除去することにつながる」と述べた。

 松川市長は25日、普天間飛行場の跡地利用に向けた費用の支援などを求めて林官房長官らと面談していた。

 林氏は「昨日、松川氏に官邸でお会いしたばかりで、突然の訃報に大変驚いている」と話した。