南城市玉城垣花の「美らイチゴ南城ハウス」で、12月2日からイチゴ狩りが始まる。県産イチゴの本格シーズンを前に、11月15日から予約を受け付けている。
農園では主に「かおり野」「恋みのり」「ベリーポップすず」の3品種を栽培する。前シーズンは22トン収穫し、2万人が来園した。15日はまだ赤く熟した実は少なかったが、食べるとすっきりとした甘みが口の中に広がった。
久保居雅基代表は「子どもたちに、おいしくて新鮮でお手頃価格のイチゴをどっさり食べてほしい」と笑顔で話した。
県産イチゴの最盛期は3~4月で、イチゴ狩りは来年5月中旬まで実施する。40分間食べ放題プランは中学生以上2500円、小学生1800円、3歳以上と75歳以上、障がい者は1300円。県民は各料金から100円引きになる。予約優先で予約はホームページから。イチゴ狩り実施期間中は、農園横にあるカフェ「イチゴバナレ」も開店する。25、26日にプレオープンを予定している。
(上江洲仁美)