【沖縄】映画監督でモバコン(東京都)社長兼プロデューサーの大橋孝史さんらがこのほど、沖縄市役所に桑江朝千夫市長を訪ね、沖縄市を題材にした映画「こざんちゅ」の撮影を開始したことを報告した。沖縄県出身のインフルエンサーで主演の横田未来さん(21)は「高校から上京したので沖縄で撮影をするのが夢だった」と述べた。
「こざんちゅ」はコザ地区を舞台に元バスケ選手の父と娘を描いた映画。ロケ候補地として沖縄アリーナや銀天街、中乃湯などを予定しているという。今年12月に開催予定のふるさと映画祭で上映を計画している。沖縄での上映も検討しているという。
大橋さんは東京で開催されている「ふるさと映画祭」の実行委員長を務めており、短編映画なども多く制作している。コロナ禍中に地方のPR動画の作成依頼が来て、ただの動画ではなく映画形式での制作に変更したことをきっかけに、地方創生も目的に含めた映画の制作を始めたという。大橋さんは「映画でコザの魅力を十分に伝えたい」と意気込んだ。
(福田修平)