【宮古島】三菱地所はこのほど、宮古島市の下地島空港にビジネスジェット専用施設「みやこ下地島空港ビジネスジェットターミナル」を完成させ、21日から本格開業させた。専用施設ができたことで、利用者のスムーズな入国手続きなどが可能となり、海外で多いプライベートやビジネスジェットの需要や、今後国内で伸びる可能性のある需要を呼び込みたい考えだ。
同社は、県の下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として施設の開発を進めており、2015年に提案し、今回の完成に至った。同施設には休憩室やシャワー室の他、税関や出入国管理、検疫を行う専用のCIQ施設などを兼ね備えている。敷地面積は約2080平方メートルで、延べ床面積は約248平方メートル。
同社は「(同施設の活用を通じ)宮古島市の地域活性化などで貢献したい」とコメントした。
(友寄開)