【与那原】3、4の両日に開催される与那原大綱曳に向けて与那原町の中島、江口、浜田の3自治区は7月28日、割り当てられた最後の綱作りを行った。
中島区(宮平徹区長)と江口区(山内和実区長)は上与那原の綱曳倉庫綱で区民らが集まって「よいしょ、よいしょ」と声をかけあって綱を作った。わらの提供地・金武町からも金城司副町長ら30人余が訪れ作業に当たった。わらを金武町から取り寄せて、綱曳まつり後に金武町でも与那原町から譲り受けた大綱を活用して綱引きを行うため、綱がどのように作られているかを把握するためだという。江口区も山内区長をはじめ大勢の区民が親子連れで参加して、綱曳倉庫で綱作りに当たった。
浜田区では前夜の雨で予定の会場が水浸しとなったため、与那原小学校1階玄関入り口の広場に変更した。真謝守雄区長、元区老人クラブ会長で今年89歳の大城正治さん、女性会など各グループがそろって綱作りに汗を流した。
作り上げた綱の長さは中島区が30メートルと70メートルのそれぞれ1本。江口区が30メートル4本、55メートル2本、浜田区が30メートル4本に60メートル1本、80メートル1本となっている。
他自治区が作り上げた綱と合わせて、3日に大綱に仕上げて本番の綱曳まつりで使用する。
(知花幸栄通信員)