2500個の「風鈴」涼やかに 今帰仁で初の風鈴回廊まつり 25日まで 沖縄


2500個の「風鈴」涼やかに 今帰仁で初の風鈴回廊まつり 25日まで 沖縄 風鈴を見上げ楽しむ家族連れ=13日、今帰仁村中央公民館芝生エリア
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 第1回なきじんそん風鈴回廊まつり(同実行委員会主催)が同村中央公民館芝生広場などで行われている。使用済みのペットボトルなどで作った風鈴2500個余りが芝生エリアと廊下につるされ、25日まで楽しむことができる。

 24日午後1~7時はさまざまなゲームや音楽の催し、飲食ブースも並ぶ予定。同まつりのインスタグラムでも情報を確認することができる。

 同村商工会や老人会、子どもたちがおよそ2カ月間かけて風鈴を作り、現在も3千個を目標に作成している。つるされた風鈴には特産のスイカや子どもたちのさまざまなイラスト、作成者の名前などが書かれている。手作り風鈴が風になびき、涼やかな音を響かせている。

 13日にオープニングセレモニーが開かれ、関係者がテープカットを行った。集まった学童の子どもたちがそれぞれ演舞を披露し、まつりの開幕を祝った。実行委員会の仲宗根順子会長は「風の音、風を感じ、小さな村ではあるが皆さんが癒やされる地域にしたい。とても良い雰囲気なのでたくさんの方々に足を運んでほしい」と笑顔でコメントした。  

(新城孝博通信員)