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クーリー、お見事!4連続3点弾で魅了 今村も笑顔のプレー Bリーグオールスター戦


クーリー、お見事!4連続3点弾で魅了 今村も笑顔のプレー Bリーグオールスター戦 B・BLACK―B・WHITE 第3Q、群馬の並里成(左)とマッチアップし、体をぶつけながら攻め込むキングスの今村佳太(小川昌宏撮影)
この記事を書いた人 Avatar photo 屋嘉部 長将

 沖縄県内では初めて開催され、3日間の日程で過去最大規模となったBリーグの祭典「オールスターゲームウィークエンド2024IN沖縄」が14日、大盛り上がりの中、開幕した。最終日はメインイベントのオールスターゲームが行われ、「B・WHITE」が128―123で「B・BLACK」に勝利し、24得点した「B・BLACK」の岸本隆一(琉球ゴールデンキングス)がMVPに選ばれた。オールスターゲームには岸本のほか、キングスから今村佳太、ジャック・クーリーが「B・BLACK」、県出身の山内盛久(三遠ネオフェニックス)、並里成(群馬クレインサンダーズ)が「B・WHITE」で出場した。

B・BLACK―B・WHITE 第2Q、ブザービーターで3点シュートを決め、喜ぶキングスのジャック・クーリー(小川昌宏撮影)

 キングスから出場した今村佳太、ジャック・クーリーもいつもとは違うプレーで観客を魅了した。

 クーリーは第2Q最後に10秒近くかけて準備し、放った3点弾がブザービターとなった。そのシュートを含めそこから4連続で3点弾を決めた。

 今村は並里成(群馬)とのマッチアップを見せたほか、シュートがリングに嫌われると、ネットを悔しそうに触った。試合前に掲げていた目標の齋藤拓実選手(名古屋D)とのコンビプレーは同時にコートに立つことがなく、幻となった。指揮したキングスの桶谷大HCは「完全に忘れていて、試合後に2人が来て怒られた」と苦笑した。

 今村は終始笑顔でプレーし、リフレッシュしている様子で、「ジャックも楽しそうだった」と桶谷HC。今村は「レギュラーシーズンはチームは難しい状況が続いているが、受け入れながら、変化していき頑張りたい」とリーグに向け、前を向いた。

(屋嘉部長将)