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「U―18オールスターゲーム」は宜保が最多18得点 キングスメンバー躍動


「U―18オールスターゲーム」は宜保が最多18得点 キングスメンバー躍動 U18オールスターゲームで試合をしたキングスU18の(右から)須藤春輝、佐取龍之介、宜保隼弥(屋嘉部長将撮影)
この記事を書いた人 Avatar photo 屋嘉部 長将

 沖縄県内では初めて開催され、3日間の日程で過去最大規模となったBリーグの祭典「オールスターゲームウィークエンド2024IN沖縄」が14日、大盛り上がりの中、開幕した。U18オールスターゲームはJADEが85―81でHELIOSに勝利した。キングスU18から宜保隼弥と須藤春輝がJADE、佐取龍之介がHELIOSで出場した。

 最後まで勝敗がわからない試合となったU18オールスターゲームはキングスU18の須藤春輝、宜保隼弥が所属するJADEが大逆転勝利を決めた。

 序盤は佐取龍之介(キングス)が第1Qだけで7得点を挙げる活躍をしたHELIOSが、第2Qに一時30点差をつけるなど大きくリードした。

 後半に入るとJADEの主将を務める須藤は「3点弾の調子が良かった宜保を中心に」とゲームメークし、点差を縮めていった。試合終了残り40・8秒で宜保が3点弾を決めて逆転。その後も宜保が得点し続け逃げ切った。

 逆転負けを喫した佐取は「隼弥先輩は最後は自分がついていたが決められて悔しい」としながらも、「負けたけど楽しかった」と笑顔。この試合最多の18得点を挙げた宜保は「大きな舞台で試合ができていい経験になった。プロ選手になってまた戻ってきたい」と語り、3人がプロの舞台で勝負する日を思い浮かべていた。

 (屋嘉部長将)