「沖縄用語辞典」の記事一覧

　米軍発行の円表示Ｂ型軍票。１９４８年７月から５８年９月にドル通貨制へ移行するまで、沖縄で唯一の法定通貨として使用された。日本円の不法流入によるインフレ防止、日 ...

　１８５３～１９１５（尚泰６．３．１０～大正４．１２）　空手家。那覇西村生まれ。中国に渡り、苑振山のもと１０年余修行。１８９３年帰国後、多くの子弟に心身の鍛練を ...

　沖縄本島最大の河川。全長１７．５５キロ。水量が豊富で那覇、浦添、宜野湾など主要都市に水を供給している。県内有数の清流を誇り、コイやフナ、ウナギなど各種生物が生 ...

　シギ科の冬鳥。全長１５センチ。冬羽は上面が灰褐色と黒褐色のまだら模様。背にＶ字形につながった白い線が出る。眉（び）斑は灰白色で下面は汚白色。くちばしは黒く、脚 ...

　永遠の世界平和を訴え、「戦争と教育」をテーマに１９８９年６月２３日、糸満市伊原に開館した。運営主体は（財）女師・一高女ひめゆり同窓会。沖縄戦に看護隊として動員 ...

　ミカン科の常緑低木。沖縄と小笠原だけに分布し、海岸の岩場に自生する。別名イワザンショウ、方言名はサンソ、センスルギー。葉は光沢のある小形の羽状複葉、葉と果実は ...

　オシロイバナ科の半つる性低木。南米原産の園芸品種。沖縄へは明治時代に入ったとされ、現在ではハワイ、タイなどから様々な品種が導入されている。代表花としている市町 ...

　１９０３～１９８１（明治３６．１２．３０～昭和５６．１０．２０）　音楽家。越来村（現沖縄市）照屋生まれ。１９２７年にマルフクレコードを設立。作詞・作曲、レコー ...

　１９５１年４月、社大、人民両党を中心に結成された日本復帰促進期成会が、県民署名を集めて陳情行動を展開。５３年に沖縄諸島祖国復帰期成会（屋良朝苗会長）発足、第１ ...

　米下院軍事委員会特別委員会が行った沖縄に関する調査報告書。１９５６年６月に発表された。沖縄基地の重要性を指摘して具体的に１１項目を勧告。特に軍用地料の一括払い ...

　沖縄を占領した米国陸軍、海軍の軍政府。１９４５年３月、ニミッツ米太平洋区域総司令官が慶良間諸島上陸と同時に布告を発して軍政の施行、日本帝国政府の行政権の行使の ...

　円鑑池の中央の浮島に建てられた小堂。１６０９年の薩摩侵入のさい、朝鮮から贈られた方冊蔵経を収めていた堂が破壊されたため、２１年新たに弁財天像を安置して、再建さ ...

　ペルーの邦字紙。１９５０年に敗戦で虚脱状態にあった日系人の横の連絡をとるために創刊された。初代社長は長谷川治朗。その後、輪転機の老朽化で廃刊寸前のところ、日本 ...

　沖縄を中心に琉球列島と中国、東南アジア諸国、韓国の文化、歴史、言語について総合的な比較研究を行なうため、１９７２（昭和４７）年、法政大学内に設置。沖縄資料セン ...

　国頭村と東村にまたがる米軍の対ゲリラ戦訓練場。総面積約７８００ヘクタール。米軍管理下の基地としては日本最大の規模。日米特別行動委員会（ＳＡＣＯ）で、約４０００ ...

　ホルトノキ科の常緑低木。関東南部から台湾、中国に分布し、山野に自生する。方言名はターラシ、ターウルサーなど。葉はヤマモモの葉に酷似する。根は時に板根状となる。 ...

　海岸線の全域を沖縄海岸国定公園に指定されている恩納村の南端に位置する岬。隆起サンゴ礁の急崖と透明度の高い海は絶好のダイビング、釣りスポットとして知られている。 ...

　方言名タク、トホ【奄】。マダコ科に属する。沖縄のサンゴ礁域で最もふつうにみられる、中形のタコ。体長６０センチ。体表は環境に応じて色が変化する。肉は美味。 『最 ...

　モクセイ科の常緑低木。東南アジア原産。方言名はムイクワ。ジャスミンのなかまで、中国では花を茶の香り付けに用い、香片（シャンペン）茶と呼ぶ。沖縄のさんぴん茶は製 ...

　八重山民謡。西表島祖納湾の小島、〈まるま〉を築山に見立てその周辺の景観を謡ったもの。朝夕に群れ飛ぶ白鷺や、小魚を狙う海鵜（う）、櫓を漕ぐ舟歌などのさまを叙して ...

　ミバエ科の昆虫で体長六ミリ内外。小さなハチに似た美しいハエだが、幼虫はミカン、グワバ、スモモ類を食害する重要害虫。国と沖縄県が大がかりな不妊化による防除事業を ...

　南大東島の全島を占める村。１９００年に八丈島出身の玉置半右衛門に開拓されるまでは無人島であった。主産業はさとうきび栽培で、糖業の島。６４年にようやく耕作者によ ...

　１８７７～１９３４（明治１０．９．４～昭和９．８．２７）　農業指導者。羽地村（現名護市）生まれ。札幌農学校卒業後、国頭農学校校長を勤めた。サトウキビの反収増の ...