「沖縄用語辞典」の記事一覧
ヤシラミ花織 (やしらみはなうい)
2003/03/01
浮織りの一種。紺や浅黄、白や黒でヤシラミ地を織り、紋綜絖を使って花織を浮かせた首里織物の一つ。花糸が片面は経に浮き、裏は緯に浮き、両面使用できる。 『最新版 ...
ヤツガシラ
2003/03/01
ヤツガシラ科の旅鳥。全長28センチ。1科1種の世界的珍鳥でユーラシア中南部からアフリカ、マダガスカルに分布。体は赤みがかった黄褐色。目立つ長い冠羽、黒と白の模 ...
柳 (やなぎ)
2003/03/01
古典女七踊の一曲。柳や牡丹、梅を小道具として使って心中の情を燃焼させていく。前段に中城はんた前節、後段に柳節を組んで、各小道具に思いを集中させる。この踊りの特 ...
柳田国男 (やなぎた・くにお)
2003/03/01
1875~1962(明治8.7.31~昭和37.8.8) 日本民俗学の創始者。兵庫県生まれ。農政学から民俗学研究に転じ、雑誌『郷土研究』で全国に影響を与えた。 ...
柳宗悦 (やなぎ・むねよし)
2003/03/01
1889~1961(明治22.3.21~昭和36.5.3) 民芸運動家。東京生まれ。1938年から沖縄の民芸の調査、収集を行う。その価値を高く評価。県当局の方 ...
ヤハラヅカサ
2003/03/01
玉城村百名の浜川原海岸の海中にある岩礁で、拝所になっている。海からやって来たアマミキョが第一歩をしるしたところとされる。ヤハラは〈やわらか・穏やか〉の意。東御 ...
ヤブチ洞穴遺跡 (やぶちどうけついせき)
2003/03/01
与那城町字屋慶名東藪地にある貝塚で、通称ジャネーガマと呼ばれる琉球石灰岩洞穴に所在する。無遺物層も含め11枚の層が確認され、下層から出土したヤブチ式土器(約7 ...
ヤブツバキ
2003/03/01
ツバキ科の常緑小高木。本州~台湾に分布し、山野に自生する。方言名はチバチ、カタシなど。沖縄産のものは花が濃紅色で径5センチ前後、半開きで12~3月に開花する。 ...
屋部の久護家 (やぶのくごけ)
2003/03/01
名護市屋部にある地方豪農の民家。木造平屋建ての赤瓦葺きで、屋敷周囲は石垣(一部ブロック塀)が巡らされ、内側はフクギ囲い。中庭に石造のヒンプンがある。母屋の軒の ...
屋部の8月踊り (やぶのはちがつおどり)
2003/03/01
名護市字屋部で毎年旧暦8月に行われる豊年祭。3日間の行事で初日(スクミ)は8月8日、2日目(正日)は8月10日、3日目(別れ)は8月11日。正日にはミチズネが ...
山内盛熹 (やまうち・せいき)
2003/03/01
1842~1916(尚育8.7.2~大正5.4.27) 文人・音楽家。1866年王命を受けて、松村真信らとともに名護良保から湛水流を習い、今日の湛水流へと継承 ...
山内盛彬 (やまうち・せいひん)
2003/03/01
1890~1986(明治23.3.9~昭和61.3.17)おもろ歌唱者、音楽家。那覇市首里生まれ。祖父盛熹から野村流、湛水流を学ぶ。最後のおもろ主取・安仁屋真 ...
山川垣内権現洞穴遺跡 (やまかわかきうちごんげんどうけついせき)
2003/03/01
本部町字山川港原にある沖縄後期の遺跡。〈カチヌチグンジン〉と呼ばれ地域の人々の信仰の対象。洞穴の入り口幅は約2メートル、奥行が約4メートル。平面形はつりがね形 ...
山川港原遺跡 (やまかわみなとばるいせき)
2003/03/01
本部町字山川港原の海岸に面した標高15~20メートルの琉球石灰岩台地上にある沖縄前V期の遺跡。A地点(東側)、B地点(西側)にわけられ、東方に位置する山川垣内 ...
ヤマグシク饅頭 (やまぐしくまんじゅう)
2003/03/01
首里の山城(ヤマグシク)家が作り始めたという饅頭。小麦粉、砂糖、膨張剤をこねて作った衣に、小豆あんを入れて蒸したもの。120年余りの伝統を誇り、首里名物の饅頭 ...
山崎休意 (やまざき・きゅうい)
2003/03/01
1611~1662(尚寧23.1.23~尚質15.3.3) 医者。唐名は葉自意。1637年から3年間、京都で医学を学び、帰沖。その実力を買われ、それまで薩摩か ...
山崎二休 (やまざき・にきゅう)
2003/03/01
1554~1631(天文23~寛永8.8.13) 越前出身。中国伝来医術を求めて沖縄に移住。1609年の薩摩侵攻では琉球士族として戦いに加わり、捕らえられて処 ...
やまざきぬあぶじゃーま節 (やまざきぬあぶじゃーまぶし)
2003/03/01
八重山民謡。黒島山崎村の好色な翁がンギシャーマとナビシィケーという2人の乙女をアキノノゲシやホソバワダンの若芽でだまし妻や妾とした。娘たちは地団太踏んで悔しが ...
山里永吉 (やまざと・えいきち)
2003/03/01
1902~1989(明治35.8~平成元・5.5) 画家、作家。那覇生まれ。日本美術学校中退。美術結社「マヴォ」同人。1930年沖縄芝居「首里城明け渡し」の脚 ...
山下町第一洞穴遺跡 (やましたちょうだいいちどうけついせき)
2003/03/01
那覇市山下町にある石灰岩丘陵斜面の小洞穴に形成された沖縄最古の遺跡。2次の調査によって6枚の堆積層を確認、第三層の年代測定は約3万2000年前である。鹿角製品 ...
山下洞人 (やましたどうじん)
2003/03/01
山下町第一洞穴遺跡から出土した洪積世時代人骨。約3万2000年前の8歳位の女児で、鹿化石骨とともに第六層より出土。現代人に比べ筋肉が発達しているなどの特徴があ ...
山城篤男 (やましろ・あつお)
2003/03/01
1888~1968(明治21.7.10~昭和43.11.29) 教育者。沖縄群島政府副知事。糸満市大里生まれ。広島高等師範学校卒。沖縄県立第三中学校初代校長。 ...
いま注目のニュース
一覧へ