「沖縄用語辞典」の記事一覧
アカマタ・クロマタ
2003/03/01
豊年をもたらす神。アカウムティ(赤面)クルウムティ(黒面)からきた呼称といわれている。文献や伝承では世持神、ニロー、ニィルピトゥであり、西表島古見、小浜島、新 ...
アゲハチョウ
2003/03/01
アゲハチョウ科。教科書などでおなじみのチョウだが、沖縄ではなかなかお目にかからない。幼虫のえさとなるカラタチやサンショウの木が少ないためらしい。わずかにシーク ...
味クーター (あじくーたー)
2003/03/01
こってりした味。こくがあるもの。深い味わいのあるもの。沖縄料理では豚のだしとかつおだしが主で、それに素材のもつうま味が加わる。それぞれのだしがうまく調和してお ...
アデニウム
2003/03/01
キョウチクトウ科の低木。原産はアラビアから東アフリカにかけての地域。幹は肥大して多肉質となり、花は桃紅色で径5~7センチ、5~8月に開花する。水はけの良好な用 ...
アブラゼミ
2003/03/01
方言名ナービカチカチ。セミ科。沖縄産の正式和名はリュウキュウアブラゼミ。体長5センチ前後。鳴き声がジリジリジィーッと、鍋底を掻(か)く音に聞こえるためこの方言 ...
アマミノクロウサギ
2003/03/01
奄美大島と徳之島にのみ生息する〈生きている化石〉。ウサギ科。ふつうの白ウサギと著しく異なる点は小形で、耳が短いこと。深い山林の巣穴にすむ。夜行性でサツマイモ、 ...
『ある神話の背景』 (あるしんわのはいけい)
2003/03/01
曽野綾子著。1973年5月、文藝春秋社刊。太平洋戦争時の渡嘉敷島での集団自決をめぐって、軍からの自決命令があったか、どうかを検証した記録。戦争責任を追及するこ ...
アンスリウム
2003/03/01
サトイモ科の多年草。熱帯アメリカに約600種があるが、最も一般的なのはオオベニウチワで、県内では切り花、鉢植え用として生産される。観賞部は葉の変化した仏炎苞と ...
伊江島ハンドー小 (いえじまはんどーぐゎー)
2003/03/01
1924(大正13)年、大正劇場で初演された真境名由康作の歌劇。本作に先駆けて16年に仲吉良光取材のセリフ劇「伊江島ローマンス」がある。真境名は現地で取材し、 ...
池城安規 (いけぐすく・あんき)
2003/03/01
?~1877(?~明治10) 琉球処分期の三司官。毛姓池城家の15世。1875年に内務卿大久保利通の命で上京し、鎮台の支営設置や明治年号の遵奉などを迫られる。 ...
石垣永将 (いしがき・えいしょう)
2003/03/01
生没年未詳 八重山キリシタン事件の当事者。財力、文武に秀でた人物であったといわれ、頭もつとめた。隠居後の1624年、スペイン船で来島したルエダ神父と交流し、キ ...
イシマチャー
2003/03/01
石巻き漁。巻き落としとも。深場釣りの漁法で、1919(大正8)年我那覇生敏が開発したとされる。おもりの石は、ぐるぐる巻きにしたテグスが外れた段階で落ち、使い捨 ...
伊仙町 (いせんちょう)
2003/03/01
徳之島の南西に位置し、面積62.7平方キロ、人口7769人。1962年、町制を施行。基幹産業はサトウキビ。犬田布岬には戦艦大和の慰霊塔が建つ。長寿世界一の泉重 ...
一中ストライキ事件 (いっちゅうすとらいきじけん)
2003/03/01
1895年10月から6カ月に及ぶストが続いた。校長の差別発言と沖縄文化に理解を示していた2教諭が解雇されたことに生徒が反発。校長退陣を求め、全生徒が自主退学を ...
イナムドゥチ
2003/03/01
さつま汁に似た祝料理。豚三枚肉、シイタケ、カステラカマボコ、コンニャクなどを短冊切りにして煮込む。昔は猪の肉を使っていたが豚肉を使うようになり、〈猪肉もどき〉 ...
伊波メンサー (いはめんさー)
2003/03/01
石川市字伊波に伝わる素朴な花織。地機の原型である原始機を用いて、経糸を腰で引っぱり緯糸を杼で通して織り、竹串を用いてグーシ花の技法で模様をだす。技術保持者の伊 ...
ウィピャームトゥの祭場 (うぃぴゃーむとぅのさいじょう)
2003/03/01
城辺町砂川集落南方の上比屋山遺跡内にある。籠り儀礼のためのマイウィピャー、クスウィピャー、ウイウスと称する3棟の茅葺きが建つ。3棟とも側壁は琉球石灰岩の野面積 ...
上間正品 (うえま・せいひん)
2003/03/01
生没年未詳 役者。那覇市首里儀保町生まれ。組踊、古典舞踊が中心であった舞台に、歌舞伎や講談物を取り入れ、沖縄演劇の改革に取り組む。 『最新版 沖縄コンパクト事 ...
宇佐浜遺跡 (うざはまいせき)
2003/03/01
国頭村字辺戸にある沖縄前IV・V期の遺跡。遺跡は辺戸岬に通ずる道路脇にあり、標高50メートルの海を見下ろす台地にある。口縁部が肥厚し断面が三角状を呈する壺形土 ...
ウチワエビモドキ
2003/03/01
方言名スナワラグチャ。ウチワエビ科。体長20センチ余。和名通り、甲羅が平たくウチワ状に広がる。黄土色の体色、目が甲羅のへりにあるのが特徴。内湾の砂泥地に生息す ...
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