「沖縄用語辞典」の記事一覧
山城翠香 (やましろ・すいこう)
2003/03/01
生没年未詳 ジャーナリスト。本名長香。『沖縄毎日新聞』の記者をしながら、文芸、政治、社会など多岐にわたる言論活動を展開、当時の『琉球新報』などの国家主義鼓吹を ...
山城正忠 (やましろ・せいちゅう)
2003/03/01
1884~1949(明治17.11.1~昭和24.11.22) 歌人、小説家、歯科医師、書家。唐名胡之忠。『明星』『スバル』『冬柏』に短歌、『ホトトギス』に小 ...
山田城跡 (やまだじょうせき)
2003/03/01
恩納村字山田城原にある城跡。西海道沿いの交通の要衝に位置し、護佐丸の父祖以来の居城であった。尚巴志による国家統一後、護佐丸が座喜味城に移ったため廃城になった。 ...
山田真山 (やまだ・しんざん)
2003/03/01
1885~1977(明治18.10.27~昭和52.1.29) 画家・彫刻家。那覇泉崎生まれ。東京美術学校彫刻科卒。卒業後日本画を学ぶ。帝展、文展などに出品。 ...
山田有幹 (やまだ・ゆうかん)
2003/03/01
1888~1975(明治21.1.20~昭和50.10.11) 無産運動の指導者。那覇生まれ。代用教員、新聞記者、役所勤務などをへて市会議員。1926年沖縄青 ...
大和 (やまと)
2003/03/01
一般的には沖縄からみた日本本土のこと。琉球王朝時代には大和は薩摩を指し、日本全体のことをウフヤマト(大大和)と称した。中国から来た冊封使にも知られ、徐葆光『中 ...
大和井 (やまとがー)
2003/03/01
所在地は平良市西仲宗根。平良市街の東北に位置する洞窟内にある泉。1720年ごろ掘られたと伝えられる。井戸の周囲は切り石を円形に積み、上り下りの通路に石段がある ...
大和村 (やまとそん)
2003/03/01
奄美大島の西に位置し面積90.04平方キロ、人口2104人。1908年大和村となる。深い山林におおわれ、耕地は3%。基幹作物はスモモ。奄美フォレストポリスや奄 ...
ヤマトミズン
2003/03/01
方言名ヤマトミジュン。ニシン科の魚。沖縄民謡「谷茶前節」の主人公がこの魚。秋から春にかけて群れで岸に寄ってくるのを狙(ねら)い、追い込み網や巻き網ですくいとる ...
大和世 (やまとゆー)
2003/03/01
沖縄(琉球)の歴史は、中国、日本、米国…と絶えず外部(外国)に従属し、またさせられてきた世替わりの歴史である。琉球処分・廃藩置県後を俗に大和世と称し、これに対 ...
山之口貘 (やまのぐち・ばく)
2003/03/01
1903~1963(明治36.9.11~昭和38.7.19) 詩人。那覇区東町生まれ。本名・山口重三郎。第1詩集『思辨の苑』。『定本山之口貘詩集』で第2回高村 ...
山之口貘賞 (やまのぐちばくしょう)
2003/03/01
沖縄の生んだ日本を代表する現代詩人・山之口貘をしのんで1978年に創設された。琉球新報社と山之口貘記念会の共催。広い意味で山之口貘の文学作品を受け継ぐ詩集に与 ...
やまばれーゆんた
2003/03/01
八重山の古謡。石垣島の北部のヤマバレー川の西側にあった山原村の宿の美しい娘ヌズゲーマを、神日和のため出歩くことが禁止されているにもかかわらず年寄りの忠告をよそ ...
山部隊 (やまぶたい)
2003/03/01
第24師団(雨宮巽中将)の通称。1944年7月18日に第32軍に編入。沖縄上陸後、南進する米軍と激戦。西海岸寄りの西原方面を守る。が、45年5月下旬~6月上旬 ...
闇市場 (やみいちば)
2003/03/01
正規ルートを通らない商品を売買する店が集まるところ。終戦直後の物不足時代、沖縄では那覇市の開南周辺、平和通りなどに生まれた。米軍の横流れ品や台湾、香港からの日 ...
屋良座森グスク (やらざむいぐすく)
2003/03/01
三重城と向き合って、那覇港口の防御のために築かれた城塞(砲台)。那覇港南側に1554年に築かれたが、沖縄戦で破壊され、現在はない。冊封使録にはここを南砲台、三 ...
屋良宣易 (やら・せんえき)
2003/03/01
1658~1729(尚質11.9.19~尚敬17.11.27) 和文学者。しばしば薩摩へ上国し、王府では右筆等を歴任した。書札の法にすぐれ、1713年王府より ...
屋良朝苗 (やら・ちょうびょう)
2003/03/01
1902~1997(明治35.12.13~平成9.2.14) 琉球政府初の公選主席、復帰後初の沖縄県知事。読谷村瀬名波生まれ。広島高等師範学校卒業後、県立一高 ...
やんばーらーがいっちゃんど
2003/03/01
沖縄(特に首里・那覇)のわらべ歌。薪炭類を買って生活していた首里・那覇の主婦に、薪炭類を積んだ船が港に着いた様子をうたった歌。「山原が入っちゃんどう、あかしの ...
山原 (やんばる)
2003/03/01
沖縄本島の西側は恩納村、東側は金武町以北を指す。両町村に、名護市、本部町、宜野座・今帰仁・大宜味・東・国頭・離島は伊江・伊是名・伊平屋各村の計12市町村。「や ...
ヤンバルクイナ
2003/03/01
クイナ科の留鳥。全長31センチ。方言名はアガチ。沖縄本島北部の特産種。上面は暗緑褐色、下面は黒地に白い横縞。太く赤いくちばしと脚が目立つ。国内希少動植物種、絶 ...
山原船 (やんばるせん)
2003/03/01
戦前まで、沖縄本島中南部と北部を結んでいた交易・運搬船。馬艦船に似た木綿帆の帆船で、8~10反帆が多く、遠くは先島、奄美まで出かけていた。根拠地は与那原、平安 ...
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