「沖縄用語辞典」の記事一覧
リュウキュウキンバト
2003/03/01
ハト科の留鳥。全長25センチ。方言名チパト。宮古島と八重山諸島に生息する小型のハト。背と翼の上面は金属光沢のある緑色。くちばしと脚は赤い。国内希少動植物種、絶 ...
琉球処分 (りゅうきゅうしょぶん)
2003/03/01
明治政府による琉球藩設置から分島問題の終結までをいう。明治維新にともない、1872(明治5)年、明治政府は〈琉球国〉を廃して〈琉球藩〉とし、廃藩置県に向けて清 ...
琉球大学熱帯生物圏研究センター (りゅうきゅうだいがくねったいせいぶつけんけんきゅうせんたー)
2003/03/01
1994(平成6)年、琉球大学内の熱帯海洋科学センターと農学部付属熱帯農学研究室が統合されてできた、熱帯生物と熱帯環境に関する研究を行う施設。本部町瀬底と西表 ...
リュウキュウヒメジャノメ
2003/03/01
ジャノメチョウ科の仲間で、前翅長2.5センチ内外。本種はかつて、本土や東南アジアに分布しているヒメジャノメと同種とみられていたが、別種であることが判明した。琉 ...
りゅうぎん国際化振興財団 (りゅうぎんこくさいかしんこうざいだん)
2003/03/01
琉球銀行の創立40周年記念事業の一つとして、1億円の基金で県の認可を受けて1988年4月に誕生した財団法人。県の国際化を促進するため諸外国との交流に役立つ事業 ...
琉蘭修好条約 (りゅうらんしゅうこうじょうやく)
2003/03/01
1859(尚泰12)年、オランダ使節カペレンが首里王府と結んだ修好条約。薩摩藩主島津斉彬がオランダとの交易のために琉球を利用しようと、指示して結ばせた。9カ条 ...
若夏国体 (わかなつこくたい)
2003/03/01
本土復帰の翌年、1973年に開かれた沖縄特別国民体育大会。通常の国体とは違って全国の予選は行わず、各都道府県に種目と人数を割り振って選考したミニ国体。沖縄では ...
出羽 (んじふぁ)
2003/03/01
古典女踊の様式の一つ。出羽・中踊(本踊)・入羽の三部構成をとるのが多く、額縁舞台では下手奥から歌持ち数回で対角線上を舞台中央あたりまで歩むのをいう。作田や稲ま ...
赤絵 (あかえ)
2003/03/01
成形、本焼きした陶磁器に、赤、黄、緑の絵具で絵付けし、800度の低い温度で焼く技法。沖縄の赤絵は白化粧土に釉薬をかける特質があり、地肌に暖かみと大らかな図柄が ...
アカラ御嶽のウバメガシおよびリュウキュウマツ等の植物群落 (あからうたきのうばめがしおよびりゅうきゅうまつとうのしょくぶつぐんらく)
2003/03/01
伊是名島の南端、海抜66.3メートルの丘陵上にある航海安全祈願の拝所周辺の植物群落。丘の中腹より上に群生するウバメガシは、群落分布の南端。それより下はリュウキ ...
あけもどろ
2003/03/01
日の出の荘厳さや美しさを賛えるおもろ言葉。「おもろさうし」(13巻851)では太陽のことを。「あけもどろの花」として国王とともに賛美されており、そこに沖縄の太 ...
按司地頭 (あじじとう)
2003/03/01
近世期、知行地(所領)として間切、村を与えられた士族のことを地頭といい、一間切の支配者を按司地頭(王子、按司)及び総地頭(親方、親方家)、間切内の一村の支配者 ...
アトンマ墓 (あとんまばか)
2003/03/01
平良市西仲宗根真玉にある、仲宗根豊見親を元祖とする忠導氏ゆかりの墓。継室(アトンマ)に限って葬ったことに由来する呼称。18世紀後半~19世紀前半の築造とみなさ ...
アフリカマイマイ
2003/03/01
アフリカマイマイ科の巻貝。原産地は東アフリカ。1930年代、食用としてジャワ、台湾から導入され、奄美以南の島々で繁殖した。戦後の食糧難時代には貴重な蛋白源とな ...
奄美復帰 (あまみふっき)
2003/03/01
第2次大戦後、奄美諸島は沖縄とともに米軍政下に置かれた。1951年2月14日、復帰運動の母体となる奄美大島日本復帰協議会が結成され、99.8%の署名と27回の ...
新垣家住宅 (あらかきけじゅうたく)
2003/03/01
琉球王府時代の陶工壷屋統合(17世紀後半)のころ造られた上焼の御用窯(東ヌ窯)で18世紀後半の母屋や作業所など伝統的な壷屋陶工の住宅形式を唯一残している。20 ...
アレカヤシ
2003/03/01
マダガスカル原産のヤシ科植物。葉は羽状葉。別名ヤマドリヤシ、コガネタケヤシ。幹はやや細く、数本株立となり、葉痕が竹の節のように見える。樹形が優雅なため庭園樹と ...
油甕 (あんだがーみ)
2003/03/01
戦前まで豚の脂や塩などの容器に使用された台所用品。ほとんどが壺屋焼で、黒釉四耳蓋付き。耳にシュロ縄を通し台所の天井から吊り下げた。胴径12センチ、高さ14セン ...
伊江島補助飛行場 (いえじまほじょひこうじょう)
2003/03/01
伊江島の北西部にあり、西側に射爆場、東側に通信施設等がある。管理は米空軍第18航空団。第2次世界大戦末期、旧日本軍により飛行場建設用地として強制接収され、米軍 ...
池城安憲 (いけぐすく・あんけん)
2003/03/01
1635~1695(崇禎8.9.19~康煕34.3.18) 唐名は毛国珍、毛姓池城家の六世。父は池城(親方)安成。1670年、三司官となる。年頭使などとして数 ...
石垣市 (いしがきし)
2003/03/01
八重山諸島の政治・経済・交通通信の中心都市。石垣島と尖閣列島など13の無人島からなり面積228.91平方キロ、諸島面積の約39%、県全面積の10%に相当。人口 ...
石嶺真忍 (いしみね・しんにん)
2003/03/01
1678~1727(尚貞10.1.14~尚敬15.6.19)沖縄36歌仙の一人。唐名・麻篤敬。官僚としても有能で、高奉行、算用奉行を務めた。能書家で琉歌にもす ...
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