「沖縄用語辞典」の記事一覧

　１８９２～１９６８（明治２５．４．２６～昭和４３．４．２８）　バプテスト教会牧師。首里出身。師範学校を中退し、東京バプテスト神学校入学。１９１５年糸満教会へ赴 ...

　バラ科の常緑低木。屋久島～中国に分布し、海岸の隆起サンゴ礁上に自生する。岩にへばり付くようなかたちで生え、横に這（は）ってのびる。花は径１センチくらいの白色。 ...

　生年祝い。自分の生まれた年の干支と同じ年を生まれ年と呼び、その年の旧正月後最初の干支の日に無病息災を願い、お祝いをする。沖縄本島ではトゥシビー、宮古ではトゥス ...

　１７世紀中期、砂糖専売制度にからみ薩摩藩が琉球に鋳造させた鳩目銭。大隅の加治木銭を改鋳。現存しない。鋳造の任に当たったのが、伊地知太郎右衛門で、薩摩入り直後に ...

　土帝君。旧暦２月２日に行われる行事。中国で土地神である土帝君をまつる行事が沖縄に伝来した。沖縄では豊作や大漁、商売繁昌、家運を祈願する行事として定着した。瀬底 ...

　１９５０（昭和２５）年に真喜志康忠を座長にして結成された劇団。命名者は嘉手川重喜。座員に松茂良興栄、安波守信、花城清一、真喜志八重子らがいた。現在は不定期に公 ...

　中形のヤシ科植物、マスカレン諸島原産。単幹、羽状葉で幹の下部は肥大し、とっくり状になる。２０年生前後までの株は形が整うが、年数を経たものは形が乱れ、上部は細く ...

　１４～１５世紀に南山王の従弟・汪応祖が中国で学び帰郷後に国場川近くの丘に築いた居城。豊見城と命名。沖縄戦で城壁などが破壊され、現在は、城址公園として親しまれて ...

　琉球石灰岩のうち、色が白く、孔隙が方解石で充填されて緻密な部分の商品名。彫刻にも使え石材として優れており、広く使用されている。与勝半島平敷屋のものは有名。本来 ...

　１８１０～１８７１（尚コウ７．５．２～尚泰２４．７．８）　１８５３年、禁制の一向宗を信仰し布教していることを密告され、八重山に流刑となる。八重山では宮良橋の架 ...

　生没年未詳　宮古の忠導氏の１世で、名乗りを玄雅という。オヤケアカハチの乱（１５００年）に際して、王府軍の先導役として従軍し宮古の頭となる。蔵元を創建し下地橋道 ...

　竹富町字西表大富、仲間川の北側河口部に形成された無土器の貝塚。県道工事などで貝塚の中心部は失われている。発掘調査で石斧・敲き石・磨石・魚骨・イノシシの遺存骨、 ...

　今帰仁村字今泊の丘陵上に築かれた連郭式のグスク。古生期石灰岩の岩塊を高く積み上げた城壁は総延長１５００メートルにも達する。１３８３年ごろの城主は怕尼芝。攀安知 ...

　奄美大島の西北部に位置し、面積１２７．５０平方キロ、人口４万３０１５人。鹿児島、沖縄の中間点にあって国、県の出先機関が集中、奄美諸島の政治、経済、文化の中心地 ...

　那覇市刊。１９６１（昭和３６）年の市制４０周年を記念して取り組まれた事業。６６年から刊行を開始。通史篇、資料篇、別巻などで構成、２００２年７月現在２９冊が刊行 ...

　１８３４～１９１８（天保５．５．２３～大正７．８．１３）　第８代沖縄県知事。鹿児島県出身。寺田屋騒動では藩主の命を受けて薩摩藩の急進派を鎮圧した。１８９２年以 ...

　沖縄国際大学南島文化研究所が主催し、毎年地元新聞社とタイアップして行う公開講座。１９８０年２月にスタートし、テーマは民話、民俗、芸能、泡盛、農業、女性問題など ...

　生没年未詳　八重山竹富島出身。王府に認められ、１６世紀初期に法司官に仕える。園比屋武御嶽石門の造営、首里城北面の城壁の設計に関わったとされる。１５２４年に竹富 ...

　１９６８年３月、日本と沖縄の一体化促進を目的に設置された米高等弁務官の諮問機関。日本代表・高瀬侍郎、米国代表・Ｌ・Ｃ・バース、沖縄代表・瀬長浩。７０年５月まで ...

　１９６７年、日本航空と沖縄資本の合弁で「南西航空」の社名で設立。９３年社名を変更した。通称ＪＴＡ。県内路線だけであったが、８６年の松山線を皮切りに岡山、東京な ...

　古典音楽の楽曲。王府の役人が、薩摩へ上る道行と心境、見送る人たちの様子を、７５調の口説形式でうたった曲。屋嘉比朝寄作といわれる。リズミカルな曲に美しい歌詞であ ...

　嘉手納町字野国、国道５８号沿いの西側砂丘地に形成された貝塚群。時期の異なる３地点からなり、Ａ地点は砂採によりほぼ壊滅したが沖縄後期の時期で、Ｂ地点は沖縄前I・ ...

　竹製の笊（ざる）。目の粗いのをアラバーキ、米入れ用をユナバーキ、芋洗い用をンムアレーバーキ、工事用を人足バーキという。特に農作業や行商などにおいて女性の頭上運 ...