「沖縄用語辞典」の記事一覧

　沖縄教育労働者組合。１９３１年、真栄田之璞、志多伯克進ら１３人の進歩的教員らで組織された。活動の中心はマルクス主義の学習であったが、ひと月もしないうちに特高警 ...

　クイナ科の留鳥、全長２６センチ。頭頂や体の上面は暗い赤かっ色で顔から胸にかけては赤茶色。八重山諸島の留鳥とされていたが、最近では宮古島や沖縄本島北部でも生息が ...

　１９０４～１９９９（明治３７．２．１２～平成１１．８．１８）　元琉球政府行政主席。弁護士。早稲田大学法学部卒。国頭村出身。「緑化男」の異名を持ち、沖縄の戦後復 ...

　生没年未詳。琉球処分当時の探訪人。大湾筑登之、向建栄とも称した。内務省の沖縄出張所の警部従僕として雇われ、藩内の情報を提供していた。また、上級士族らの私利私欲 ...

　衆参両院に１９６７年沖縄その他の固有領土問題を対象に、沖縄問題等に関する特別委員会として設置された。後に沖縄及び北方問題に関する特別委員会（沖北委）に名称替え ...

　沖縄の子供たちに演劇の感動と民話の継承を―と、１９８１（昭和５６）年遠藤庄治沖国大教授を中心に結成。沖縄の民話を学校劇に導入する活動を続ける。９７年、琉球新報 ...

　土地改良事業、道路建設、宅地造成など土地開発事業に伴って発生する赤土等の流出規制と防止を図るための条例。沖縄県では１９９５（平成７）年１０月１５日施行された。 ...

　地方自治、教育、文化、体育・スポーツ、社会福祉、産業経済、一般篤行の７部門で貢献した人に対し、県知事から贈られる賞。毎年１１月３日に表彰される。１９７３年から ...

　略称復帰協。１９５２年４月２８日の対日講和条約発効で沖縄が本土から切り離された〈４．２８〉を期し、６０年４月に結成。当初は沖青協、官公労、教職員会に社大、人民 ...

　沖縄県で１８９８年から１９０４年まで使用された、尋常小学校読書科生徒用教科書。文部省が特別に編纂したもので、ソテツや〈砂たう〉、源為朝などを教材にして、沖縄県 ...

　沖縄戦の廃墟の中から文化財の収集活動がはじめられ、首里市立郷土博物館、沖縄民政府立首里博物館などを経て、１９５３年、東恩納博物館を合併、復帰により琉球政府立か ...

　アジア・太平洋地域の平和、共生への貢献の一環として外務省が沖縄に設置を検討、沖縄特別振興対策のなかで調査費を計上、基本構想、基本計画策定調査に着手。研究、政策 ...

　コザ市と美里村が合併し、１９７４年４月１日、沖縄市発足。県内第２の都市になる。同年１０月、市民憲章、国際文化観光都市宣言、市花、市木制定。人口１２万１４３２人 ...

　南西諸島の沖縄県域から八重山諸島、宮古諸島を除いた島嶼（しょ）群をいう。沖縄島と周辺の島々。北は硫黄鳥島、西は久米島に至る広大な海域に分布する島々からなり、９ ...

　１９５２年、沖縄教職員会が中心となり８団体で結成された。校舎復興のため、屋良朝苗会長らが上京し浄財を集めた。延べ１０００万人が協力。５３年、政府予算で建築する ...

　県内で製造・販売されているたばこ。復帰前、沖縄には民間のたばこ会社が３社あった。復帰に伴う専売制への移行で廃業。人気銘柄の〈バイオレット〉〈うるま〉〈ハイトー ...

→琉球独立論（りゅうきゅうどくりつろん） 『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込) ...

　池宮城秀意著。１９９６（平成８）年３月、ニライ社刊。戦後、『琉球新報』の編集局長、社長をつとめた著者の米軍統治下の評論や自伝など収録。沖縄新聞人の代表作。 『 ...

　本格的な交渉が始まったのは１９６０年代半ばになってから。６７年１１月、佐藤・ジョンソン会談で、小笠原諸島返還が合意され、沖縄返還準備への第一歩を踏み出した。返 ...

　方言名フタグウチンナン。ヤマタニシ科の巻貝。殻高２センチ弱、殻径２センチ余。体層は大きく、殻表は薄い皮でおおわれている。石灰岩地の落葉の下に多くみられる。奄美 ...

　オトヒメエビ科。房総半島以南の浅海の岩礁にみられるカラフルな小エビ。体長６センチに達する。長くて白い触角が目立つ。ハタやウツボなどの大形魚に付着した寄生虫を掃 ...

　石垣島に位置する沖縄県内の最高峰。標高５２５．８メートル。源を発した名蔵川が南西に、宮良川が東に流れている。沖縄戦では名蔵川上流域の白水地区に住民が強制疎開さ ...

　１７９８～１８５９（嘉慶３．８．２２～咸豊９．１０．９）　尚育王代の三司官。馬姓小禄家の１１世。１８０７年、尚王冊封の時に踊職を勤め、１８年、小禄間切総地頭職 ...