6月23日の「慰霊の日」、沖縄は戦没者を悼み、平和への祈りに包まれた。きょう1日の各地の様子を写真で振り返る。
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▼陸自沖縄トップ、例年の「参拝」中止か 沖縄戦の司令官弔う慰霊塔 「私的」に疑義でる中
7:28 糸満市摩文仁の平和祈念公園にある「平和の礎」を訪れた73歳の女性は、祖父や親族の名前が刻まれた場所に手を合わせた。
9:31ごろ 「平和の礎」では沖縄戦で亡くなった家族の刻銘をなぞり泣き崩れる女性の姿もあった。
8:30 与那原町役場では町旗と国旗が半旗で掲げられた。すでに気温は30度近くなっている。
9:30 与那原町上与那原の平和之塔では町遺族会主催の慰霊祭がしめやかに行われた。新型コロナウイルス感染症の影響により、規模を縮小して開催された。
9:20 今年「平和の礎」に家族の名前が刻名されたことを確認する夫婦がいた。69歳の夫は、会ったことのない兄の名に触れ「ここに刻まれなければ存在が風のように消えてしまう。残せてよかった」と安堵した
10:00 平和祈念公園でハンガーストライキをしている遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」の具志堅隆松さん。 マイクを握り「戦没者の遺骨の入る土砂を埋め立てに使うのは戦没者に対する冒涜だ」と訴えました。
10:15 糸満市摩文仁の沖縄全戦没者追悼式会場は雲ひとつない青空が広がった。
10:30 糸満市米須のずゐせんの塔で自由参拝の様子のライブ配信が始まった。
10:30 雲ひとつない青空のもと、沖縄師範健児之塔では慰霊祭が行われた。宮里百合子さん(79)は、2歳の時に抱いて可愛がってもらったという叔父を思い丁寧に焼香をあげた。
10:35ごろ 那覇市楚辺の城岳公園内にある二中健児の塔で開かれた慰霊祭で、遺族らが手を合わせた。 新型コロナウイルスの影響で昨年は10人ほどの規模だったが、今年は約100人が参加した。
10:40ごろ 糸満市摩文仁の平和祈念公園で市民らが「岸田は帰れ」「沖縄を再び戦場にはさせない」などと声を上げました。
11:35 会場入り口では金属探知機で入場者の手荷物検査も行われた。会場と一般市民の観覧の場所は二重で区切られ、県警の警備担当者が等間隔で配置され、物々しい警備風景が続いた。
11:47 糸満市摩文仁の平和祈念公園では、木に登り沖縄全戦没者追悼式を眺める子どもたちがいた。
10:50 岸田文雄首相が平和祈念公園内の国立沖縄戦没者墓苑を訪問した。玉城デニー知事の案内で献花した。
11:00 一中健児之塔慰霊祭が始まった。一中学徒隊遺族会など関係者が塔に黙祷を捧げた。
11:00 積徳高等女学校慰霊之碑が建立される那覇市松山の大典寺では関係者が訪れ、戦没者の追悼法要が始まった。
11:50 白梅之塔では、元白梅学徒の武村豊さん(93)が亡くなった学友たちの遺影に「来たよ」と語りかけた。1人1人の顔に触れながら「大変だったね、生きたかったよね」と涙をこぼした。
12:00 式典会場の外に集まった一般参列者らが、正午の時報に合わせて、戦没者へ黙とうをささげた。
【動画あり】沖縄戦77年、恒久平和への誓い新たに 「慰霊の日」全戦没者追悼式
12:00 黙祷する具志堅隆松さん。「手を合わせるのはえらい人たちがいる場所ではなく戦没者がいる場所」と話した。
12:00 糸満市の平和祈念公園では、沖縄戦没者追悼式の会場に向かって、会場の外から抗議のプラカードを掲げる人たちの姿があった。
11:50 南城市玉城糸数にある糸数アブチラガマでは慰霊祭が行われ、糸数区の役員や関係者ら25人が手を合わせた。
12:00 全国高校野球選手権沖縄大会の1回戦が行われる沖縄セルラースタジアム那覇では、高校球児らが試合を中断し糸満市摩文仁の方向を向いて黙とうした。
12:00 宮古島市全戦没者追悼及び平和祈念式では、正午の時報にあわせて参列者全員で犠牲者に黙とうを捧げた。
13:50 沖縄戦当時に糸数アブチラガマ(南城市玉城糸数)にいた故・日比野勝廣さんの娘や当時ガマに避難した体験者を囲んで平和講話会が南部観光総合案内センターで開かれた。
13:57 糸満市米須の梯梧之塔では、子どもたちが反戦の思いを込めた創作の琉球舞踊「飛翔の舞」を披露しました。
14:00 名護市の名護高校内にある南燈慰霊之塔で慰霊祭が始まり、生徒や遺族らが献花し手を合わせた。
14:39 名護市大西の少年護郷隊之碑では、若くして命を失った少年兵たちに遺族らが祈りを捧げた。
15:00 石垣市の八重山戦争マラリア犠牲者慰霊之碑前で、犠牲者追悼式が始まり、参列者が黙とうをささげた。
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