「書評」の記事一覧
『okinawan portraits 2012‐2016』 現代社会の風貌写し出す
2017/02/12
#書評
『okinawan portraits 2012‐2016』石川竜一著 赤々舎・5400円 沖縄の現代人を活写した石川竜一の写真集『okinawan port ...
『良医の水脈』 沖縄医療史の「証人」
2017/02/12
#書評
良医の水脈―沖縄県立中部病院の群像 『良医の水脈』安次嶺馨著 ボーダーインク・1944円 終戦直後から昭和40年代頃まで医療状況が日本一貧弱であった沖縄が、今 ...
『沖縄と日本(ヤマト)の間で』 伊波普猷を考察する意味
2017/02/12
#書評
『沖縄と日本(ヤマト)の間で』伊佐眞一著 琉球新報社・上中下各2095円 伊波翁沖縄学の土台にひそかに収められた「礎」に、沖縄人の近代的精神の形成過程の「核」 ...
ベストセラーランキング(2017/2/12)
2017/02/12
#書評
■リウボウブックセンターリブロ (1)高良倉吉編著「沖縄問題-リアリズムの視点から」(中央公論新社・886円) (2)仲村清司著「消えゆく沖縄」(光文社・842 ...
『おきなわ湧き水紀行』 継承したい命の源泉
2017/02/05
#書評
『おきなわ湧き水紀行』ぐしともこ著 ボーダーインク・1728円 青い海や希少な生き物たちが住む自然、そして先祖から受け継がれてきた島くとぅば。次世代に継承した ...
『沖縄 伝説の歩きかた』 小旅行の“相棒”にお勧め
2017/02/05
#書評
『沖縄 伝説の歩きかた』徳元大也著 沖縄文化社・1782円 沖縄の観光の中でも「まちまーい」と呼ばれるガイド付きの散策ツアーが那覇市を中心に定番となってきた。 ...
『祖神物語』 祭儀の内側、綿密に記録
2017/02/05
#書評
『祖神物語』奥濱幸子著 出版舎Mugen・4320円 その始まりもはるかな昔の宮古島狩俣の「祖神祭(ウヤーン)」。村の悠久の歴史とそこに生きた人々の精神世界の ...
ベストセラーランキング(2017/2/5)
2017/02/05
#書評
■球陽堂書房那覇メインプレイス店 (1)トレーシー・カチロー著、鹿田昌美訳「最高の子育てベスト55」(ダイヤモンド社・1728円) (2)NHK「ブラタモリ」制 ...
『世界のオーケストラ(2)』 前人未到のドキュメント
2017/01/29
#書評
『世界のオーケストラ(2) 上・下』上地隆裕著 芸術現代社・各2160円 突然こういう怪物的書籍が現れる。 私が最初に手に取ったのはシリーズ第1巻の「北米・ ...
『読みづらい文字』 魂探る哲学的散文詩
2017/01/29
#書評
『読みづらい文字』下地ヒロユキ著 コールサック社・1620円 下地ヒロユキの第3詩集『読みづらい文字』を手にする。それは難解な宿題のように読み手に差し出される ...
ベストセラーランキング(2017/1/29)
2017/01/29
#書評
■宮脇書店名護店 (1)佐藤康行著「満月の法則」(サンマーク出版・1728円) (2)喜多川泰著「秘密結社Ladybirdと僕の6日間」(サンマーク出版・151 ...
『沖縄VS.安倍政権』 沖縄の軍事要塞化 警戒
2017/01/22
#書評
『沖縄VS.安倍政権』宮里政玄著 高文研・1620円 著者は、国際政治学者として内外で知られ、多くの論文と著書がある。体調がすぐれない中、この本の出版を思い立 ...
ベストセラーランキング(2017/1/22)
2017/01/22
#ランキング
■Booksきょうはん安謝店 (1)佐伯泰英著「声なき蝉 下」(双葉社・700円) (2)佐伯泰英著「声なき蝉 上」(双葉社・700円) (3)七月隆文著「ぼく ...
『名護・やんばるの沖縄戦』 極限状況と軍事優先主義
2017/01/22
#書評
『名護・やんばるの沖縄戦』名護市史編さん委員会編 名護市教育委員会・4000円 「名護・やんばるの沖縄戦」の題が示す通り、本書は名護市史でありながら名護だけで ...
『芭蕉布物語』 引き込まれる美の探求
2017/01/22
#書評
『芭蕉布物語』柳宗悦著 松井健解題 榕樹書林・1620円 「今どきこんな美しい布はめったにないのです」 民芸を主宰した柳宗悦が昭和17年につづった『芭蕉布物 ...
『それからの琉球王国』 「当然の前提」疑い検証
2017/01/15
#書評
『それからの琉球王国』来間泰男著 日本経済評論社・上3888円、下3456円 本書の刊行によって、来間泰男『シリーズ沖縄史を読み解く』は最終刊となる。経済学者 ...
『消えゆく沖縄』 未来への警鐘示す“遺言”
2017/01/15
#書評
『消えゆく沖縄』仲村清司著 光文社・842円 沖縄社会の現状と矛盾を考える上で、刺激と示唆に富むエッセーである。筆者は大阪生まれの沖縄人2世であり、副題が示す ...
ベストセラーランキング(2017/1/15)
2017/01/15
#書評
■戸田書店豊見城店 (1)J・K・ローリング、ジョン・ティファニー、ジャック・ソーン著「ハリー・ポッターと呪いの子」(静山社・1944円) (2)Eiko著「ど ...
『奄美の長寿料理』 鮮やかに伝える郷土の味
2017/01/08
#奄美
『奄美の長寿料理』 三上絢子著 南方新社・2592円 蘇鉄味噌(ナリミソ)に始まり、大みそかにどこの家でも食されてきた豚骨料理まで、懐かしい郷土の味が舌先に蘇 ...
『敗北力―Later Works』 認識から行動への起動点
2017/01/08
#ランキング
『敗北力―Later Works』 鶴見俊輔著 編集グループSURE・2376円 2011年に脳梗塞で倒れてから、15年7月20日に92歳で亡くなるまでのほぼ ...
ベストセラーランキング(2017/1/8)
2017/01/08
#ランキング
■球陽堂書房那覇メインプレイス店 (1)J・K・ローリング、ジョン・ティファニー、ジャック・ソーン著「ハリー・ポッターと呪いの子」(静山社・1944円) (2) ...
『サンゴ礁に生きる海人』 人々の共生の知恵
2016/12/25
#サンゴ礁
サンゴ礁に生きる海人―琉球の海の生態民族学 (琉球弧叢書) 『サンゴ礁に生きる海人』秋道智彌著 榕樹書林・6912円 本書を読んで、そういえば、 ...
ベストセラーランキング(2016/12/25)
2016/12/25
#書評
■くまざわ書店那覇店 (1)Eiko著「どんなに体がかたい人でもベターッと開脚できるようになるすごい方法」(サンマーク出版・1404円) (2)横山光昭著「はじ ...
『うんじゅが、ナサキ』 〈書く〉を揺さぶる声なき声
2016/12/18
#書評
『うんじゅが、ナサキ』崎山多美著 花書院・1296円 「両の掌を一杯に広げ岩壁に押し当ててみた。意外とあたたかい。岩肌が手の内に吸い付く。(略)硬質でなめらか ...
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