「書評」の記事一覧
『沖縄02 アメリカの夜』 基地外に浸潤する光景
2016/12/18
#書評
『沖縄02 アメリカの夜』岡本尚文著 ライフ・ゴーズ・オン・2160円 この、沖縄本島のアメリカナイズされた光景を切り取った写真集は、夜間に撮影され、その何よ ...
ベストセラーランキング(2016/12/18)
2016/12/18
#書評
■ジュンク堂書店那覇店 (1)柳沢英子著「やせるおかず作りおき」(小学館・1080円) (2)J・K・ローリング、ジョン・ティファニー、ジャック・ソーン著「ハリ ...
『琉楽百控』 琉球古典音楽の骨格提示
2016/12/11
#書評
『琉楽百控』ロビン・トンプソン著 榕樹書林・6264円 本書は五線譜を使った琉球古典音楽の楽譜集であるが、三線譜を上段に歌唱部を下段に配置し、そこに歌詞および ...
ベストセラーランキング(2016/12/10)
2016/12/11
#書評
■リウボウブックセンターリブロ (1)柳沢英子著「やせるおかず作りおき」(小学館・1080円) (2)柳沢英子著「全部レンチン!やせるおかず作りおき」(小学館・ ...
『チェンバレンの琉球・沖縄発見』 琉球人との交流つぶさに
2016/12/04
#書評
『チェンバレンの琉球・沖縄発見』山口栄鉄著 芙蓉書房出版・1944円 バジル・ホール・チェンバレン。日本・琉球の文化研究で有名なイギリス人。明治26(1893 ...
『新しい日米外交を切り拓く』 沖縄の戦略、具体的に提言
2016/12/04
#書評
『新しい日米外交を切り拓く』猿田佐世著 集英社クリエイティブ・1512円 日本政治の多くが米国に影響を受ける中、ワシントンで語られる日本は極めて一面的である。 ...
ベストセラーランキング(2016/12/4)
2016/12/04
#書評
■球陽堂書房那覇メインプレイス店 (1)柳沢英子著「全部レンチン!やせるおかず作りおき」(小学館・1080円) (2)村田沙耶香著「コンビニ人間」(文芸春秋・1 ...
『貧困児童』 解決策の原点は沖縄に
2016/11/27
#子どもの貧困
『貧困児童』加藤彰彦著 創英社/三省堂書店・1296円 子どもの貧困が日本中で注目されている。沖縄県でも全国に先駆けて、どれぐらいの子どもが経済的に困窮した状 ...
ベストセラーランキング(2016/11/27)
2016/11/27
#書評
■宮脇書店名護店 (1)佐藤康行著「満月の法則」(サンマーク出版・1728円) (2)外山滋比古著「思考の整理学」(筑摩書房・562円) (3)「沖縄食材図鑑」 ...
『基地、平和、沖縄―元戦場カメラマンの視点』 故郷の実情へ強い怒り
2016/11/20
#書評
『基地、平和、沖縄 -元戦場カメラマンの視点』石川文洋著 新日本出版社・2484円 戦場では何が起こっているのか。その戦場はその後、歳月を経て、どのような傷跡 ...
ベストセラーランキング(2016/11/20)
2016/11/20
#書評
■ジュンク堂書店那覇店 (1)J・K・ローリング、ジョン・ティファニー、ジャック・ソーン著「ハリー・ポッターと呪いの子 第一部・第二部 特別リハーサル版」(静山 ...
『図書館ノート』 硬軟の話題、平易な言葉で
2016/11/13
#書評
『図書館ノート』山口真也著 教育史料出版会・1836円 学生の頃の先生とのやりとりは、講義中よりもふとした雑談の方が記憶に残っています。社会や政治、趣味に思い ...
『沖縄からはじめる「新・戦後入門」』 二つの「戦後」基に問う
2016/11/13
#書評
『沖縄からはじめる「新・戦後入門」』佐藤幹夫編 言視舎・1728円 「私はずっと戦後でいいんじゃないの? と思います。戦後70年、100年、200年…。戦後が ...
ベストセラーランキング(2016/11/13)
2016/11/13
#書評
■リウボウブックセンターリブロ (1)佐藤愛子著「人間の煩悩」(幻冬舎・842円) (2)中島芭旺著「見てる、知ってる、考えてる」(サンマーク出版・1296円) ...
『琉球怪談作家、マジムン・パラダイスを行く』 生活の隣にある不思議話
2016/11/06
#書評
『琉球怪談作家、マジムン・パラダイスを行く』小原猛著 ボーダーインク・1080円 昨年、東北学院大学の学生により執筆された卒業論文が随分と話題になった。東日本 ...
『何も終わらない福島の5年』 真実の断片縫い合わす
2016/11/06
#書評
『何も終わらない福島の5年』寺島英弥著 明石書店・2376円 本書には、飯舘村、南相馬市へと通い、人々と悲しみや希望を共にしてきた筆者の姿がある。読み進めて福 ...
『秋(とき)のしずく 敗戦70年といま』 圧倒的密度で迫る記憶集
2016/11/06
#書評
『秋のしずく 敗戦70年といま』高知新聞社編集局企画・編集 高知新聞社・1458円 圧倒的な密度の「個々の記憶」がこの本には収められている。敗戦70年を翌年に ...
ベストセラーランキング(2016/11/6)
2016/11/06
#書評
■球陽堂書房那覇メインプレイス店 (1)佐藤愛子著「人間の煩悩」(幻冬舎・842円) (2)佐藤愛子著「九十歳。何がめでたい」(小学館・1296円) (3)横山 ...
『死者の土地における文学』 大城貞俊研究のスタート
2016/10/30
#書評
『死者の土地における文学』鈴木智之著 めるくまーる・1944円 『死者の土地における文学-大城貞俊と沖縄の記憶』は、大城貞俊という文学者の「表現の軌跡を、その ...
『沖縄・憲法の及ばぬ島で』 記者の姿通した沖縄戦後史
2016/10/30
#書評
『沖縄・憲法の及ばぬ島で』川端俊一著 高文研・1728円 戦争で多くのものが消された沖縄では、時代の生きざまを残そうと、生き残った人々への聞き取りが行われ、記 ...
ベストセラーランキング(2016/10/30)
2016/10/30
#書評
■くまざわ書店那覇店 (1)「文庫X」(810円) (2)新海誠著「小説 君の名は。」(KADOKAWA・604円) (3)高橋佳子著「運命の逆手-奇跡は1つの ...
『〈境界〉を越える沖縄-人・文化・民俗』 多角的論考で新視点
2016/10/23
#書評
『〈境界〉を越える沖縄-人・文化・民俗』小熊誠編 森話社・3240円 本編著は、長年にわたって沖縄研究に従事してきた小熊誠が中心となり、民俗学者/人類学者/社 ...
『沖縄健児隊の最後』 過ち繰り返させない信念
2016/10/23
#書評
『沖縄健児隊の最後』大田昌秀編 藤原書店・3888円 沖縄戦では、軍の補助要員として、師範学校や旧制中等学校の男女学徒たちも動員された。当時、沖縄には12の男 ...
『沖縄返還後の日米安保』 基地解決阻む「お守り」
2016/10/23
#日米安保
『沖縄返還後の日米安保』野添文彬著 吉川弘文館・6264円 施政権返還後の沖縄における海兵隊の集中、駐留経費の日本側負担分担(「思いやり予算」)、日米防衛協力 ...
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