世界のウチナーンチュ特集紙面



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2006年10月16日 継ぐ未来 誇る沖縄


2006年10月16日 継ぐ未来 誇る沖縄 <大会メッセージ>未来につなぐ夢

もし君に安らぎをあげられなくても希望はあげられる。
過ぎていったひとときほど、こんなにも愛おしく、大切なものはない。
思い出して、楽しいこともいっぱいあったでしょう。
ほら、万国津梁の鐘が鳴っている。
もうウチナーンチュ大会も終わろうとしている。

夏の太陽が去って、秋の空にこだまして、
子どもたちの歌声も海のずっと向こうから聞こえてくる。
一緒に過ごした人たちの愛の中に真実があるわ。
だから私たちは、世界の不幸から学ばなくちゃいけない。
もうフェスティバルも終わろうとしている。

いつだって一生懸命生きて、
沖縄の美しい心を失わずに歩いて行こう。
みんなで一緒に頑張れば、誰も一人ぽっちなんかじゃない。
時の流れも、大きな試練も自由に乗り越えてゆける。

今、新しい旅立ちが始まろうとしている。さあ、みんな勇気を出して!
もし君のこころが疲れたときは戻っておいで、
癒すことができなくても
きっと勇気をあげられる。だから忘れないで、
君のふるさとを。

また会おうね!

また会いましょう!



2006年10月15日 ネットワーク強く広く ビジネスシンポジウム


2006年10月15日 ネットワーク強く広く ビジネスシンポジウム 第4回世界のウチナーンチュ大会(主催・同大会実行委員会)3日目の14日、宜野湾市立体育館ではビジネスシンポジウムが開催された。「未来に向けてのビジョン」と題した第3部は、テレビキャスターの玉城朋彦氏をコーディネーターに9氏が発言。冒頭の講演で東良和WUB沖縄会長が、世界の旅行社などの観光業社をつなぐネットワークの構築を提案した。シンポでは沖縄発の医療技術に対する期待の声や、インターネットを利用したネットワークづくりに期待する意見が寄せられた一方、ウチナーンチュ同士のつながりの強さからくる甘えを指摘する声も上がった。



2006年10月14日 沖縄ブランド世界へ ビジネスシンポジウム


2006年10月14日 沖縄ブランド世界へ ビジネスシンポジウム 第4回世界のウチナーンチュ大会(主催・同大会実行委員会、主管・県、県国際交流・人材育成財団、沖縄コンベンションビューロー)2日目の13日、宜野湾市立体育館でビジネスシンポジウムが開かれた。ウチナーンチュネットワークを活用した経済交流の可能性を探るのが狙い。2部構成で行われた。1部は「世界のウチナーンチュ達の活躍」をテーマに海外でビジネスを展開する県系人4人が、ネットワークの在り方を提言。2部では「沖縄のビジネスチャンス」と題して、県内外の企業の代表ら6人が、開設された「ウチナービジネスネットワークホームページ」を活用したビジネス展開について意見を交換した。ビジネスシンポジウムは、引き続き14日も午後1時から同体育館で行われ、ビジネスリーダーや学識者らがネットワークコミュニケーションの展望を探る。



2006年10月13日 ネットワーク確立へ ワールドビジネスフェア


2006年10月13日 ネットワーク確立へ ワールドビジネスフェア 経済を通してのウチナーネットワークの形成・継続を目的に、第4回世界のウチナーンチュ大会(主催・同大会実行委員会、主管・県、県国際交流・人材育成財団、沖縄観光コンベンションビューロー、共催・琉球新報社)の一環として開催されるワールドビジネスフェアが12日午後から、宜野湾市立体育館で始まった。同フェアには、海外7企業、県内企業40社、県外企業5社、官公庁など4機関が参加。フェアでは、世界や県内外で活躍する企業のリストを掲載した「ウチナービジネスネットワークホームページ」を立ち上げる。13日から開催のシンポジウムでは、同ホームページの活用方法を論議する。参加企業や開設するウチナービジネスネットワークホームページを紹介するとともに、ワールドワイド・ウチナーンチュ・ビジネス・アソシエーション(WUB)インターナショナルの与那嶺真次会長にフェアの意義やWUBの活動などについて聞いた。



2006年10月12日 世界結ぶ 笑顔咲かせ


2006年10月12日 世界結ぶ 笑顔咲かせ 笑みがあふれ、感動があちこちで渦巻いた。第4回世界のウチナーンチュ大会の前夜祭が行われた那覇市の国際通りは、世界各地から「帰郷」したウチナーンチュと母県の人たちが一体になって盛り上がった。大人数のハワイ、米本国からの参加者もいれば、少人数の国、地域も。鮮やかな民族衣装に身をまとった国、にぎやかな音楽でひきつける国など、それぞれが演出を凝らしてパレード。沿道の人たちは盛んに拍手を送り、海外のウチナーンチュを迎えた。パレードの模様を写真で紹介する。



2006年10月11日 経済交流深化を求めて


2006年10月11日 経済交流深化を求めて 世界21カ国2地域から4000人余が参加する第4回世界のウチナーンチュ大会(主管・国際交流・人材育成財団、沖縄コンベンションビューロー)が12日、開幕する。戦前戦後を通して、多くの県民が海外に飛勇した。1世から6世までその数36万人。世界に広がるネットワークを活用した経済交流の拡充、深化が求められている。ウチナーネットによるビジネスの可能性を探るイベントが、12日から15日まで、宜野湾市立体育館で開催されるワールドビジネスフェア(主管・国際交流・人材育成財団、沖縄コンベンションビューロー、共催・琉球新報社)だ。今回は海外から7企業、県内外から46企業が出展。開幕に向け、フェアの内容を紹介する。



2006年10月6日 日一日高まる歓迎ムード


2006年10月6日 日一日高まる歓迎ムード 12日に開幕する第4回世界のウチナーンチュ大会まで1週間を切った。那覇市の国際通りには大会ロゴマークと開催期間を記した旗が久茂地から安里までずらり並び、歓迎ムードを盛り上げる。海外のウチナーンチュも続々と沖縄入り。海外、県外から過去最大の約4600人が参加する。大イベントの運営に欠かせないのは、大会を支える“裏方”さんたち。舞台裏で支える通訳ボランティアたちの思いや、ホテル業界の取り組みなどを紹介する。



2006年9月12日 「琉僑」ビジネス構築へ


2006年9月12日 「琉僑」ビジネス構築へ 海外に広がる県系人ネットワークを活用して新たなビジネス展開を図ろうと、1997年に設立されたWUB(ワールドワイド・ウチナーンチュ・ビジネス・アソシエーション)。現在、沖縄をはじめ、北南米、ハワイ、アジア、ヨーロッパなどに21支部を有し、会員総数は532人に上る。「琉僑」ビジネスの構築に挑戦するWUBの活動は、母県、沖縄と海外のウチナーンチュ社会との結び付きを深めると同時に、沖縄の経済的発展や産業振興に大きく寄与すると期待されている。宜野湾市の沖縄コンベンションセンターを主会場に開催される第4回世界のウチナーンチュ大会まであと1カ月。第2回大会で提唱されたWUBの課題や展望を代表者、識者のインタビューなどから探った。



2006年8月12日 『親から子、孫へ思い継承』


2006年8月12日 『親から子、孫へ思い継承』本紙が1984年から2年間にわたり、世界24カ国、300人以上の県系人を取り上げた「世界のウチナーンチュ」を連載してから22年がたった。スペイン・カナリア諸島から始まった同連載には、政財界や芸術などさまざまな分野で活躍する県系人が登場。第1回世界のウチナーンチュ大会開催の契機にもなった。10月12日から宜野湾市の沖縄コンベンションセンターを主会場に開催される「第4回世界のウチナーンチュ大会」まで2カ月。移住世代から次世代への「継承」が課題の今大会。本紙連載に登場したアメリカ、カナダ在住の人たちの「今」と、異国の地で苦労してきた親の背中を見て育ってきた登場者の子どもや孫たちの「思い」を追った。



2006年7月12日 『国を越え 深まるきずな』


2006年7月12日 『国を越え 深まるきずな』日本とアジアの結節点に位置する沖縄。琉球王朝時代には、中国をはじめアジア諸国との交易が盛んに行われた。明治時代以降は、多くの人が海外移住するなど独自の国際交流の歴史を持つ。現在でも県や市町村では、世界各地の都市と姉妹都市提携を結び、交流事業を展開している。中でも、移住者子弟の研修生受け入れは34市町村で実施されており盛んだ。また、中学生の海外派遣や地域に住む外国人との運動会、ワークショップなどさまざまな取り組みを展開している。10月12日から宜野湾市の沖縄コンベンションセンターを主会場に開催される「第4回世界のウチナーンチュ大会」(主管・県、県国際交流・人材育成財団、沖縄観光コンベンションビューロー)まで3カ月。県内市町村の国際交流にスポットを当てた。



2006年6月14日 『輝く “交流の懸け橋”』


2006年6月14日 『輝く “交流の懸け橋”』 県内には、海外から帰国後、住んでいた国との友好・交流に努めている人たちがいる。県系人が多い南米への留学を通して相互理解を深めている大学や、米国、ブラジル、ペルーなど海外に支部を置き、沖縄伝統文化の「エイサー」を指導する団体もある。県内の主な国際交流関係団体は78団体を数える。10月12日から宜野湾市の沖縄コンベンションセンターを主会場に開催される「第4回世界のウチナーンチュ大会」主管・県、県国際交流・人材育成財団、沖縄観光コンベンションビューローまで4カ月。海外のウチナーンチュと母県・沖縄を結ぶ「交流の懸け橋」になっている人たちや団体を紹介する。



2006年5月12日 『古里に学び 古里を発信』


2006年5月12日 『古里に学び 古里を発信』10月12日開幕の「第4回世界のウチナーンチュ大会」主管・県、県国際交流・人材育成財団、沖縄観光コンベンションビューローまで、あと5カ月に迫った。移住世代から次世代へのネットワークやアイデンティティーの継承が最大の課題となっている今大会。日本語が話せ、沖縄を知る若者が年々、減少する中、県や各市町村では、海外移住者子弟の研修事業や留学生受け入れ事業などを通して、3世、4世以降の世代に沖縄の伝統や文化を伝える役割を果たしてきた。制度を利用して来沖した県系人の子弟は約800人を数える。県内で研修を受けたり、留学中の海外移住者子弟の沖縄への思いや素顔に追った。



2006年4月12日 『次世代へ 交流継承模索』


2006年4月12日 『次世代へ 交流継承模索』10月12日から宜野湾市の沖縄コンベンションセンターを主会場に開催される第4回世界のウチナーンチュ大会主管・県、県国際交流・人材育成財団、沖縄観光コンベンションビューローまで200日を切った。「ひろがるチムグクル つなげるチムチュラサ」をキャッチフレーズに開かれる今大会は、4日間の期間中、さまざまなイベントを通し、世界のウチナーンチュとの交流を図る。世代交代が進む海外県人社会の現状を踏まえ、移住世代から次世代への「ネットワーク継承」が最大の課題となる今大会。大会実行委員会会長の稲嶺恵一知事へのインタビューをはじめ、新機軸となる「1校1国運動」の動き、イベントの概要、沖縄移民の歴史を紹介する。