「社説」の記事一覧
<社説>17年度県予算案 アジア戦略で経済活性化を
2017/02/09
県の2017年度当初予算案が決まった。本年度比で187億円減、9年ぶりの減額である。米軍普天間飛行場移設問題で政府が公然化した「基地問題と振興策のリンク」を背 ...
<社説>PKO日報公表 南スーダン派遣再検討を
2017/02/09
この情報が国会に提出されていたら、南スーダンの国連平和維持活動(PKO)の継続と、派遣する陸上自衛隊部隊に「駆け付け警護」を付与する命令を下せただろうか。 ...
<社説>菅長官会見 論理破綻した「負担軽減」
2017/02/08
米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で、海上の本体工事が始まった6日、菅義偉官房長官は会見で、辺野古移設が「沖縄の基地負担軽減」になるとの持論 ...
<社説>軍事研究助成制度 科学者の決意を示す時だ
2017/02/08
日本学術会議が「軍事研究を行わない」とする過去の声明の見直しを検討している。 戦争協力への反省を踏まえた科学者の信念を確固たるものにしてほしい。声明を堅持し ...
<社説>辺野古海上工事強行 海域破壊取り返せない 県は提訴し対抗策尽くせ
2017/02/07
政府は大規模な海域埋め立てに向けた辺野古新基地の海上工事に着手した。 幾たびの選挙結果や世論調査で示された建設反対の圧倒的な民意を踏みにじる暴挙に強い怒りを ...
<社説>オスプレイ確認書 危険性生々しく裏付けた
2017/02/06
「大惨事を引き起こしかねない」という文言が繰り出されることに、震え上がるような恐怖感と不安が湧く。乗員だけでなく、市民にも死傷者が出る墜落を想定したと受け取る ...
<社説>知事訪米終了 新政権へ発信戦略練り直せ
2017/02/06
強い逆風の中、翁長雄志知事が就任後、3度目となった訪米行動を終えた。翁長知事は上下両院の議員やシンクタンクの研究者らと面談したほか、ジョージ・ワシントン大学で ...
<社説>日米「辺野古唯一」 民意踏みにじる愚論だ
2017/02/05
稲田朋美防衛相とマティス米国防長官が初めて会談した。マティス氏は前日に安倍晋三首相とも会談した。これらの会談では日米同盟の一層の強化に取り組む方針を確認した。 ...
<社説>県内失業率4・4% 持続的な労働環境改善を
2017/02/05
県経済をけん引する観光の好調さを背景に、2016年の県内完全失業率は4・4%と1993年以来、23年ぶりに4%台を記録した。16年12月は3・2%と前年同月に ...
<社説>空自F15飛行再開 原因不明では再発防げぬ
2017/02/04
事故原因も不明なままの航空自衛隊那覇基地F15戦闘機の飛行再開に強く抗議する。直ちに飛行を中止し、納得のいく原因究明と全機の安全点検を要求する。 事故からわ ...
<社説>福島2号機高線量 廃炉工程を抜本的に見直せ
2017/02/04
廃炉への道のりの厳しさをまざまざと見せつけられた。 東京電力福島第1原発2号機のカメラ調査による映像の解析から、原子炉格納容器内部の放射線量が最大で毎時53 ...
<社説>「破砕許可」不申請 手続き経ぬ工事許されぬ
2017/02/03
国は名護市辺野古沿岸部への新基地建設を巡り、3月末に更新期限を迎える「岩礁破砕許可」について事実上、県に申請しない方針を固めた。守るべき手続きを無視し、建設工 ...
<社説>政府の無責任答弁書 県民の疑念軽んじる態度だ
2017/02/03
議員が政府の姿勢をただす質問主意書に答える政府答弁書は、閣議決定の手続きを経た政府の公式見解だ。安倍政権はその意義を軽んじていると言わざるを得ない。 沖縄と ...
<社説>辺野古ブロック投下 環境破壊止める手段尽くせ
2017/02/02
政府は来週にも辺野古新基地建設を予定する周辺海域に大型コンクリートブロックを投下する。工事による汚濁防止膜の設置が目的だが、ブロックの大量投下自体、大規模な環 ...
<社説>クルーズ拠点 国際観光地への成長期待
2017/02/02
国土交通省は国際クルーズ拠点に本部、平良の県内2港を含む6港を選定した。官民が連携して大型船が寄港できる岸壁や旅客ターミナルビルを整備する。 翁長雄志知事が ...
<社説>空自F15脱輪 那覇空港の民間化進めよ
2017/02/01
航空自衛隊那覇基地で新たな第9航空団発足とF15戦闘機の倍増を祝う新編記念式典が開かれてちょうど1年が過ぎる30日、F15の脱輪事故は起きた。民間機だけでも過 ...
<社説>入国禁止批判拡大 日本も人権守る意志示せ
2017/02/01
イスラム教徒を敵視するような入国禁止措置に正当性はない。人権を守る世界の強固な意志を突き付け、大統領令撤回につなげたい。 トランプ米大統領が指示したイスラム ...
<社説>国保交付金格差 沖縄戦のつけを解消せよ
2017/01/31
県民は沖縄戦で多大な犠牲を負った上、今も交付金の格差の不利益を被り続けている。政府は、早急に抜本策を講ずべきだ。 沖縄戦時に出生数が激減した沖縄は前期高齢者 ...
<社説>翁長知事訪米 新基地問題打開する戦略を
2017/01/31
翁長雄志知事が就任後、3度目の訪米行動に出発した。トランプ新政権に影響力を持つ連邦議員やシンクタンクなどを訪問し、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う新基 ...
<社説>学童利用料減額 実効性ある具体策広げよう
2017/01/30
子どもを保育所に預けて共働きで家計をやりくりしていたが、小学校に入学すると預け先がない-。この「小1の壁」が子育て支援の課題に浮上して久しい。受け皿となる放課 ...
<社説>トランプ大統領令 排除の論理で安定保てない
2017/01/30
非人道的な政策を本気で実行するつもりだ。 トランプ米大統領は全ての国からの難民受け入れを120日間、凍結するなどの大統領令に署名した。内戦下のシリアからの難 ...
<社説>「南風原花織」指定 「工芸文化」豊かさの証しだ
2017/01/29
100年を超える伝統、それを受け継ぐ女性らの思いが花開いた。 南風原町特産の「南風原花織」が、経済産業大臣指定の伝統的工芸品に指定された。琉球王朝時代に源流 ...
<社説>初報は「墜落」 言葉遊びより配備撤回を
2017/01/29
昨年12月13日に起きた名護市安部のオスプレイ事故について、米海兵隊は事故直後に航空自衛隊に「墜落の可能性がある」と伝えていたことが分かった。沖縄防衛局も当初 ...
<社説>前副知事が告訴 公の場で真相解明果たせ
2017/01/28
突然の辞職に続く刑事告訴である。安慶田光男前副知事の言動は、県の要職を担ってきた当事者の責任ある対応とは言い難い。 口利き疑惑を巡り副知事を辞した安慶田氏は ...
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