「社説」の記事一覧

　辺野古新基地の建設を拒否する沖縄の民意を見誤ってはならない。政府の都合で曲解することは断じて許されない。 　政府は辺野古新基地建設に向け、防衛省職員を増員する ...

　米軍普天間飛行場の移設先、名護市辺野古沿岸部の埋め立て承認を取り消した翁長雄志知事に、国が撤回を求めた代執行訴訟の第３回弁論が福岡高裁那覇支部で開かれ、多見谷 ...

　消費者からすれば納得できない話だ。２月初旬にもガソリンや軽油の小売価格が上がる。プロパンガスやタクシー料金も４月以降に値上げが見込まれる。 　県内の石油製品の ...

　金融政策の大転換だ。日銀がマイナス金利導入という劇薬を投下した。黒田東彦日銀総裁によるこの賭けが吉凶いずれに転ぶかは不透明だ。効果を慎重に見極め、必要なら速や ...

　沖縄の子どもたちをめぐる厳しい現状があらためて浮き彫りとなった。官民挙げて新たな支援の枠組みを早急につくりたい。 　県が独自に算出した県内の子どもの貧困率が発 ...

　金銭授受疑惑をめぐり甘利明経済再生担当相が辞任を表明した。 　甘利氏は会見で千葉県の建設会社から現金計１００万円を直接受け取ったことを認め、秘書が受け取った５ ...

　沖縄の空に、また一つ不安が加わった。防衛省は航空自衛隊の部隊再編により、那覇基地のＦ１５を現在の２０機から倍増し、４０機体制にすることを決定した。現在でも民間 ...

　正規労働者と非正規労働者の格差をこのまま放置すれば、この国は「持続可能」でなくなる。社会そのものが崩壊しかねないのだ。 　春闘がスタートした。連合は正規と非正 ...

　子どもの貧困をめぐる県内の厳しい状況を踏まえた抜本的な対策を中長期的に続けていくべきだ。 　那覇市が新年度から子どもの貧困緊急対策事業として、貧困対策支援員配 ...

　政府は、他人のたばこの煙を吸わされる受動喫煙の防止対策を強化する新法の検討に着手した。具体的な防止対策を取らない公共施設や飲食店には、罰則を科す方向である。 ...

　法の理念は掛け声倒れで、女性が働きづらい企業社会に風穴が開かなかったことの表れと言えよう。 　採用や昇進をめぐり、女性差別解消を目指す男女雇用機会均等法が施行 ...

　日経平均株価の乱高下が続いている。原油先物相場の下げ止まりを受けて直近では上昇しているが、昨年末の大納会の終値と比べると依然、１０％近い下落率だ。 　県内は株 ...

　宜野湾市長選で佐喜真淳氏が再選を果たした。佐喜真氏の１期４年の実績を市民が評価し、今後の市政運営に期待した結果である。 　ただし佐喜真氏再選で沖縄の民意が米軍 ...

　宜野湾市長選が２４日、投開票される。今回の選挙は米軍普天間飛行場の早期閉鎖と名護市辺野古への新基地建設の是非が最大の争点だ。結果はことし実施される県議選、参院 ...

　県の２０１５年（１～１２月）入域観光客数は前年比１０・０％増の７７６万３千人となり、３年連続で過去最高を更新した。 　沖縄経済のけん引役である観光産業の好調さ ...

　国民の血税を使う公共事業の発注には厳格な公正さが求められる。 　防衛省関連の事業をめぐり、防衛省ＯＢらが天下りした業者が受注している実態が明らかになった。 　 ...

　自らの看板政策を前面に、生活支援の姿勢をアピールする内容だった。夏の参院選を強く意識しているからに違いない。 　安倍晋三首相が国会で施政方針演説を行った。第２ ...

　県は大規模な国際会議や展示会、見本市、イベントが開催できる大型ＭＩＣＥ（マイス）施設の機能と規模を決定した。 　経済界から５万平方メートルの拡張要請があった展 ...

　「政治とカネ」をめぐる問題がまたも浮上した。しかも安倍政権の重要閣僚に関する疑惑だ。 　甘利明経済再生担当相が、都市再生機構（ＵＲ）とのトラブル解決の謝礼など ...

　日本人の２人に１人は生涯で最低１回はがんにかかり、３人に１人はがんで死亡する。だからその克服は国民的課題である。 　全国がん登録制度が今月から始まった。国内全 ...

　２０１５年に日本を訪れた外国人旅行者が過去最高の１９７３万７４００人に達した。消費額も３兆４７７１億円で最高を更新した。 　政府目標である「２０２０年までに２ ...

　沖縄の民意を無視し続ける国への抵抗であり、地方自治の本旨に基づく当然の訴えだ。 　辺野古新基地建設問題で、県は国を相手に新たな訴訟を起こす。県の審査申し出を国 ...

　環境汚染があった場合、即座に発生源を突き止めて汚染を止める必要がある。民間地域なら迅速に対応できるが、米軍基地ではそうもいかない。この状況は何としても改善しな ...