宮古島シティアンドリゾート(宮古島市、下地米蔵社長)は1日、「ホテルアトールエメラルド宮古島」の運営を、ホテル事業を全国展開する三菱地所ホテルズ&リゾーツ(MJHR、東京、水村慎也社長)に譲渡した。
承継したMJHRはホテル名はそのままにブランド「ロイヤルパークホテルズ」としては沖縄初の店舗となる。
客室は全80室で宴会場や会議室も備え、開業から27年間、地元の観光業を支えてきた。今後はロイヤルパークホテルズの21店目のホテルとしてサービスを提供していく。
MJHR運営推進部の長塚隆部長は「今後は観光エリアへの出店に力を入れていく。宿泊に特化したホテルが多かった中で、宮古島のホテルがモデルケースになると思っている。顧客の送客にも強化して地元に貢献していきたい」と話した。
(謝花史哲)