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「紅型」ワインを発売 フィラディス×トライラボ


「紅型」ワインを発売 フィラディス×トライラボ 紅型がデザインされたラベル
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 ワインの輸入販売を手掛けるフィラディス(神奈川県)と、県内でアパレルショップなどを運営するトライラボ(那覇市)は10日、コラボ商品としてラベルに紅型がデザインされた県内限定ワインボトルを発売する。

紅型ラベルをほどこした限定ワインボトル

 6日に県庁で会見したトライラボの照屋健太郎社長は「世界から注目される沖縄にしていきたい」と意気込んだ。

 初回6千本限定で、参考小売価格は税抜き1800円。県内ワインショップやホテルで販売する。

紅型ボトルラベルでコラボしたフィラデスの吉田淳ブランド戦略室長(写真左側)とトライラボの照屋健太郎社長=6日、県庁


 ラベルのデザインは、紅型工房「ひがしや」(今帰仁村)の道家良典さんが手掛けた。ワインの香りを表すサクランボやローズマリーなどが紅型の鮮やかな色合いで表現されている。フィラディスの吉田淳ブランド戦略室長は「ワインのラベルを通して、紅型という沖縄の素晴らしい文化を広められたら」と語った。

 ワインは南フランス産「グルナッシュ」種のブドウを使用し、渋みが少なくジューシーでフルーティーな味わいが特徴。ラフテーなどの肉料理に合うという。

(玉寄光太)