県内企業の視察を目的に来沖している中華民国全国商業総会の許舒博理事長らが5月31日、県庁に玉城デニー知事を訪ね、沖縄と台湾の交流連携などについて意見を交えた。玉城知事は「台湾企業が進出するための対応窓口も設置している。ぜひ連携を強化していきたい」と述べ、歓迎した。
商業総会は台湾の商業団体の連合組織で、国際貿易などの経済発展に力を入れ、加盟は2424団体に及ぶ。昨年11月に知事が台湾を訪問した際も面談した。
玉城知事は、県内で台湾産のコーヒーなどのフェアが展開されていることなどを紹介。11月開催予定の日本最大級の国際食品商談会「沖縄大交易会」へも参加を呼び掛けた。
許理事長は「沖縄と台湾の企業が連携できることがあればぜひ実現させたい」と意欲を示した。
(新垣若菜)