沖縄バス、7月から運賃値上げ 初乗り160円→190円に 通学定期には配慮も


沖縄バス、7月から運賃値上げ 初乗り160円→190円に 通学定期には配慮も 7月から運賃が値上げする沖縄バス(資料写真)
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 沖縄バスは7月1日から市外線の初乗り運賃を現行の160円から190円に値上げする。

 通勤で使用する定期は現行の3割引きを継続し、通学定期は現行の4割1分引きを5割引きに改定する。沖縄バスの運行する全路線が対象。

 同社は3月に沖縄総合事務局に運賃変更を申請し、6月10日付で認可を受けたと同日に発表した。人手不足で人材確保の観点から賃上げの原資につなげるほか、燃料費や部品の価格高騰など今後の経費増加を見込み、運賃改定が必要と判断した。

 平均改定率は14・9%。通勤の定期運賃は、1カ月が現行6720円から7980円、3カ月が1万9150円から2万2740円になる。

 子育て世代の家計負担を考慮して通学定期を5割引きとし、1カ月が5660円から5700円、3カ月が1万6130円から1万6250円となる。

(新垣若菜)