学校給食がない夏休み期間中の牛乳の消費拡大を図ろうと、県酪農青年女性部連絡協議会と県酪農農業協同組合は31日、県庁に照屋義実副知事を訪ね、活動をPRした。同協議会の玉城盛作会長は「夏ばて防止に、栄養たっぷりの県産牛乳を飲んでほしい」と呼びかけた。
ウクライナ情勢や円安の影響で乳牛のえさとなる飼料価格が高止まりするなど、酪農家を取り巻く経営環境は厳しい。夏休みの時期は学校給食向けがなくなるため、消費量が減少する傾向がある。
31日は、照屋副知事や玉城会長らが「夏ばて防止に牛乳モ~一杯」のかけ声に合わせて県産牛乳で乾杯。酪農家の現状に耳を傾けた照屋副知事は「消費拡大を図って振興を支えたい」と述べた。
(當山幸都)