金秀商事(西原町、知念三也社長)が10月末で恩納村のコンドミニアムタイプのリゾートホテル「かねひで恩納マリンビューパレス」の運営を停止することが、28日までに分かった。経営不振が理由。
22日に開かれた恩納マリンビューパレス管理組合の定期総会で、金秀商事が後任ホテル運営会社を検討することなどを承認した。
ホテルは1990年7月に開業し、多くの観光客や修学旅行客が利用してきた。
それぞれの客室はオーナーが所有し、金秀商事がホテルを運営していたが、コロナ禍の影響などで赤字が続いていた。関係者によると、金秀商事はオーナー向けに「業績回復に全力を挙げ取り組んできたが、今後の経営に不確実性が高まった」と運営停止について説明したという。
運営は10月31日宿泊分(11月1日チェックアウト)までのため、現在同ホテルは11月以降の予約を受け付けていない。
(與那覇智早)
関連記事