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「乗換案内」のジョルダン、伊平屋村と提携 観光DXを推進、5万人来島を目指す


「乗換案内」のジョルダン、伊平屋村と提携 観光DXを推進、5万人来島を目指す 観光DXに向けた業務提携に関する協定書に調印した伊平屋村の名嘉律夫村長(写真右側)と、乗り換え案内アプリを運営するジョルダンの佐藤俊和社長=9日、名護市の北部会館
この記事を書いた人 Avatar photo 玉寄 光太

 伊平屋村(名嘉律夫村長)と、乗り換え情報サービスを提供するジョルダン(東京都、佐藤俊和社長)は9日、村の観光DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するための業務提携を結んだ。

 年度内に同社運営のアプリ「乗換案内」で、フェリーチケットの購入ができるようにする。今後、アプリ内でアクティビティツアーや宿泊施設の予約などができるように整備を進めるなど来島者の利便性や満足度の向上を図る。

 5月からフェリーチケットのオンライン販売を始めていた同村は、今回の提携でマーケティングへのデータ活用など、観光客の増加や村の収益力の向上にも期待を高める。

 名嘉村長は、年間約2万5千人の観光客が訪れるとした上で「5万人の来島を目指す。今回の連携は村にとって重要な一歩だ」と話した。

 佐藤社長は「新しい観光がここからできる。そんな未来にもっていきたい」と期待をにじませた。 

(玉寄光太)