質の高い観光を目指し、医療や福祉の視点も踏まえた新しいホスピタリティの在り方を発信するイベント「THL THE WEEK2024」が12日、うるま市州崎のタップホスピタリティ沖縄(THL)で始まった。17日まで。
ホテル施設としてチェックインやルームサービス、清掃業務などにロボットを導入した実証実験を続けるTHLの見学ツアーも連日予定され、無料で体験できる。
観光DX(デジタルトランスフォーメーション)推進による生産性向上を図ろうと発足した沖縄観光DX推進機構(OTDO)の主催。12日の開幕セレモニーで、代表理事を務める下地芳郎・沖縄観光コンベンションビューロー会長は「人のホスピタリティとデジタルホスピタリティを掛け合わせば沖縄観光のさらなる強みになる。さまざまな分野と連携して観光DXを推進し、発展に貢献する取り組みに力を入れたい」とあいさつした。
13日は医療、14日はIT、15日は福祉をテーマに各分野の関係者を招いた基調講演などがある。16日はファミリーデーとして、ビジュアルプログラミング体験も予定する。
(當山幸都)