沖縄コロナ14人 2カ月以上続いた人口比ワースト脱却(10月10日午後)


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は10日、新型コロナウイルスの新規感染者14人を発表した。前週日曜日の29人より15人少なくなっている。累計感染者は4万9879人。

 直近1週間の人口10万人当たり新規感染者は11.18(前日13.06)で全国ワーストを脱し2位となった。1位は大阪府の12.13、3位は兵庫県の7.68。

 沖縄では7月以降、感染者が急増。直近1週間の人口10万人当たり新規感染者は、7月30日以来、2カ月以上全国ワーストが続いていた。8月中旬には人口比310人を超え、特に宮古島市では人口比444人超となるなど世界最悪級の感染状況となっていた。

 自宅療養者は111人(前日130人)、入院調整中は59人(前日61人)。入院は58人(前日61人)。そのうち重症4人、中等症47人。病床占有率は18.4%。重症者用の病床占有率は19.0%。

 米軍関係は日曜日のため報告はなかった。(いずれも速報値)

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