沖縄で新たに7人感染 本島の医療フェーズを引き下げ(10月12日朝)


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新型コロナウイルスの変異株の電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 沖縄県は11日、10代から80代の7人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。新たに4人が死亡したことも報告した。入院患者の減少などに伴い、同日付で本島の医療フェーズを2番目に高い第4段階から第3段階に含まれる3Bに下げ、宮古、八重山も含めて県全域を3Bとした。医療フェーズは5段階あり、第3段階だけA、Bに分かれている。県はフェーズに沿って確保する病床数を変えている。10日に発表された新規感染者は14人だった。
  
 11日の新規感染者は那覇市3人、宜野湾市2人、石垣、浦添がそれぞれ1人。10日の新規感染者は浦添市7人、うるま市2人、沖縄市、豊見城市、石垣市、中部保健所管内、南部保健所管内がそれぞれ1人。
 
 11日に発表された死亡者はうるま市の80代女性と70代女性、宜野湾市の90代女性、南部の80代男性の4人。南部の男性は8月20日の死亡後に陽性が判明。別の疾患で入院中に発熱などの症状が出たため検査を受けたが、検査結果が出る前に亡くなったという。10日は死亡者はいなかった。
 
 米軍関係の新規感染者は10、11日とそれぞれ2人だった。

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