沖縄県は22日、新型コロナウイルスに感染した那覇市在住の90代女性が亡くなったと発表した。同日は10歳未満から90代以上の674人が新たに感染した。入院患者は273人で、重症者は1月16日以来のゼロとなった。
【ひと目で分かる】沖縄のコロナ感染状況
亡くなった女性は1月25日に自宅で感染が判明して入院したが、同30日に亡くなった。1月以降、新型コロナで亡くなったのは計25人となる。
新規感染者の年代別内訳では、10歳未満が最多の128人、10代が124人となっており、児童、生徒の感染が続いている。推定感染経路の確定例は314人で家庭内が180人で最も多く、友人・知人58人、施設内41人、職場内25人、その他9人、飲食が1人だった。残る360人は調査中。
入院患者は減少傾向が続いており、病床使用率は42・5%だった。感染などで欠勤している医療従事者は重点医療機関21カ所で192人、その他の病院を含めると計313人だった。
米軍基地関係の感染は計11人で、内訳は嘉手納基地4人、キャンプ・ハンセン3人、フォスター2人、ホワイトビーチとコートニーが各1人だった。(嘉陽拓也)
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