沖縄コロナ2702人、過去最多を更新 病床使用率も50%超(5月11日午後)


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オミクロン株の電子顕微鏡写真(国立感染症研究所)

 沖縄県は11日、新型コロナウイルスの新規陽性者2702人(前日2265人)を確認したと発表した。前週の水曜日の1201人に比べて1501人増加し、過去最多を更新した。感染者の累計は17万9422人。病床使用率も53.1%(同49.4%)と50%を超えた。

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 米軍関係者は183人(前日62人)で、累計は1万4821人。

 

 また、3人の死亡も発表した。亡くなったのは豊見城市の60代男性と中部保健所管内の90歳以上の女性、浦添市の50代の男性。死者の累計は453人。

 重症者用の病床使用率は31.7%(同30.0%)。県内の前日時点での直近1週間の人口10万人当たり新規陽性者数は787.61人で47日連続で全国ワースト。2位は北海道302.2、3位は鹿児島県275.48。全国平均は174.31。

 入院調整中は2122人(前日1997人)、宿泊施設療養中は649人(同612人)、自宅療養中は1万1896人(同1万765人)、入院中は335人(同312人)で、重症は7人(同5人)。療養中の患者の合計は1万5014人(同1万3686人)。

 (いずれも速報値)

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