世界各国から沖縄にルーツがあるウチナーンチュが集う第7回世界のウチナーンチュ大会(同実行委員会主催)が31日、開幕した。開会式は那覇市の屋内運動場の沖縄セルラーパーク那覇で行い、玉城デニー県知事、赤嶺昇県議会議長、米ハワイ州のデービッド・イゲ知事、ブラジル沖縄県人会の高良律正会長が登壇。再会の喜びを分かち合い、いちゃりばちょーでー(出会えば兄弟)、肝心(ちむぐくる)、ゆいまーるなどウチナーンチュの精神を世界中に発信することを誓った。
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新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催が1年延期され、6年ぶりとなった。
開会式は「green note coaster(グリーン・ノート・コースター)」の大会テーマソング「歌らな踊らな」で幕開け。東京五輪金メダリストの喜友名諒選手らが空手を披露した。
会場は当初、セルラーパーク隣の沖縄セルラースタジアム那覇を予定していたが、雨のため直前に変更となった。セルラーパークに入場できるのは招待者だけとなり、入りきれなかった県系人らはスタジアムのパブリックビューイングに参加した。
大会は3日まで。期間中、各地でイベントが催され、県内在住と海外在住のウチナーンチュらが交流を深める。
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