沖縄とペルーの姉妹都市提携に意欲 ペルー駐日大使が県知事を訪問


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記念品を交換する玉城デニー知事(右)とロベルト・セミナリオ駐日ペルー大使=14日、県庁

 来県したペルーのロベルト・セミナリオ駐日大使が14日、県庁で玉城デニー知事と面談し、沖縄とペルーのさらなる友好関係強化に向けた取り組みについて意見交換した。セミナリオ大使は沖縄とペルーの姉妹都市交流について「今のところ提携を結んでいないので、そういう関係を築けたらいい」と提携に向けて意欲を示した。

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 セミナリオ大使は2023年に日本とペルーの外交関係樹立から150年を迎えることを受け「ペルーの商品を日本や沖縄に輸出することを目指している」と語った。  玉城知事はペルーや南米地域と県との交流について「日本のどの地域よりも絆が強いと思う」と語った。その上で姉妹都市提携について「どのような形で提携ができるか、前向きに考えていきたい」と意気込んだ。

 セミナリオ大使は那覇市の県立博物館・美術館で15日から開催される巡回展「『プカラの牛と沖縄のシーサー』―友情の守護神―」に合わせて来県した。

 (武井悠)

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