やっぱりステーキの新業態、きょう開店「いつでも朝ごはん」 観光客や出張者ら見込む


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「ゆしどうふセット」(提供)

 ステーキチェーン「やっぱりステーキ」を展開するディーズプランニング(那覇市、義元大蔵社長)は19日、新業態の「いつでも朝ごはん」を那覇市松尾の国際通りにオープンする。「朝も昼も夕方でも、いつでも優しい沖縄の朝ごはんが食べられるお店」をコンセプトに、沖縄そばやゆし豆腐、ぼろぼろじゅーしーなど県産食材にこだわった沖縄メニューを提供する。

 営業時間は午前7時~午後7時。国際通りで朝の時間帯に開いている飲食店が少ないことに着目し、観光客や午前の便で帰任する出張者らを主な客層に見込む。義元社長は「朝を退屈させず、満喫できるエンターテイメントを食でお届けしたい」と語る。

 店内は沖縄の民家をイメージした内装で、メニューは「朝そばセット」(並1200円、大1400円)、「ゆしどうふセット」(1100円)、「ぼろぼろじゅーしーセット」(1100円)など。デザートやお茶のドリンクバー、アルコールもそろえる。

 義元社長は「『やっぱりステーキ』も前身は沖縄そばの店。市場があれば朝の時間の提供ができないか延長線上として考えていく」と話した。 (當山幸都)


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