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沖縄お笑い3社が合同番組「てんたかTV」 県内民放3局で放送 代表「新たなムーブメントに」 


沖縄お笑い3社が合同番組「てんたかTV」 県内民放3局で放送 代表「新たなムーブメントに」  「てんたか」の制作発表をするよしもとエンタテインメント沖縄、FECオフィス、オリジンlil所属の芸人ら=28日、那覇市のジュンク堂書店那覇店(ジャン松元撮影)
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 オリジンlil(リル)、FECオフィス、よしもとエンタテインメント沖縄の県内芸能事務所3社が28日、那覇市のジュンク堂書店那覇店で会見を開き、合同でテレビの特別番組「てんたかTV」を制作し、県内民放3局で放送すると発表した。

 事務所や放送局の垣根を越えた取り組みに、各事務所の代表は「沖縄でお笑いの新しいムーブメントを起こしたい」と意気込んだ。

 特番は琉球放送で7月2日午前0時59分~1時29分、沖縄テレビで同10日午前0時30分~1時、琉球朝日放送で同19日午前0時50分~1時20分予定。内容は各局で異なる。

 3社は事務所の垣根を越えたプロジェクト「てんたか」を発足させ、3月に初ライブを開催。提案した構成作家のキャンヒロユキさんは「特番を機にレギュラー化も目指したい」と見据えた。

 オリジンの首里のすけ社長は「相乗効果で面白いものになる」と期待。FECの山城智二代表は「お笑いで食べていける場をつくりたい」と語った。よしもと沖縄の和泉かな社長は芸人のなり手減少に触れ「芸人が輝ける場をつくりたい」と話した。 

(田吹遥子)