29日午後8時5分ごろ、名護市の辺野古交番付近の飲食店から、けがを負った外国人男性が救助を求めていると、消防を介して名護署に通報があった。
名護署によると、20代の外国人男性と男がもみ合いになり、男性が左胸や肩などを刃物のようなもので複数カ所、切り付けられ負傷した。男性は病院に搬送された。命に別条はないという。
目撃情報によると、暴行を加えたのは外国人とみられ、刃物を所持したまま現場から徒歩で逃走した可能性がある。
男は身長190センチ程度で、黒っぽいパーカーを着ていた。名護署によると、男から金銭の借り入れを要求され、被害男性が断ったところ、暴言を吐かれ、暴行を受けた。被害男性と男は、英語でやりとりしていたとみられる。
名護署は傷害事件とみて、逃げた男の行方を追っている。
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